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「視力0.03以下、乱視あり」メガネをかけ忘れ暗い中、朝ジョギングに出かけたオレ
視力0.03以下で、それなりに強い乱視も入っているのに、薄暗い中、メガネをかけ忘れて朝散歩(ジョギング)に出かけてしまった。
毎日のお決まりコースとはいえ、犬のうんこがあったら間違いなく踏むと思った。
目から入ってくる情報がいつもと少し違うと、いつもと少し違うことに気づけたり、いつもと違うことを考えたり、違う行動になる。
このほんの少しの違いが、のちのち、全く違う人生、世界観に人をつくり変えていく。
人間は身体からできている。経験、記憶、思考、感情、情動、行動などはすべからず身体からできていると、オレは思っている。
五感から入力され蓄積された記憶。いまこの瞬間に五感から入力された情報。いまこの瞬間に体の内側に起こっている感覚(内受容感覚)の情報から、脳が無意識下で瞬時に処理をし、意識にその一部が上がってくる。
オレたちは、所詮、その一部分だけをあたかも全てのように捉えて、右往左往する。
もし、入力元の五感(外受容感覚)や内受容感覚の感度が劇的にアップしたり、身体の突然変異や身体改造で全く新しい能力を身につけたら、その人の概念、世界観、常識はあっという間に変わってしまうだろう。
例えば、紫外線や赤外線まで見えるようになったり、犬並みの嗅覚になったり、イルカやコウモリのように超音波が聞こえたり、ほんの微細な空気の流れや湿度や温度が感じ取れるようになったり、虫たちが発するフェロモンの匂いがわかったり、磁場が見えたり、氣が感じれたり、想念が見えたり、植物が発する電気信号を感じ取れたり、素粒子が見えたり、11次元まで見えたり……
今までキャッチできていないだけで、でもそこに存在しているものが見えるようになったら、すべての概念が変わる。
いってしまえば、いまの概念なんて所詮、ほんの少しの情報を使って作られているに過ぎない。そんなものが絶対的存在として、オレたちの前にふんぞり返って幅を利かせている。
それに囚われ苦しんでいる。
それが人間。オレである。