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般若はパーニャだった 住職の言葉
たまたま今日友人の歌う姿を見に行った帰りに
偶然だが、真言宗のブースがあり僧侶の方がおみくじを解説してたので寄ってみたら、真言宗豊山派のお寺の住職さんでした。
住職からのちいさな教え
おみくじの話をしていた流れて、私がいろいろと質問をして「大切なことはなんなのでしょうか?」と尋ねたところ
住職が
「般若心経の般若は”パーニャ”と元々のインドの仏教・パーリ語でいうんですよ」と教えてくださいました。
そして、こう続けられました
「パーニャ(般若)というのが日本語の直訳がなく、解釈がいろいろとあるのですが・・簡単に言うと”ご縁です”かね。。。例えば、お葬式に出たとして全然関係なかったと思った人が親戚だったとか。ないと思っていたものが有った。そういう小さなことに気が付いていけたら、人生は豊かになると思いますよ。」
なんか 私のハートがぽう~っ💓となりました。
ご縁を大切にすることは、本当に大切だと思います。
ここに突然来ることになったのも
ご縁に間違いありません!!
住職との出会いも必然?!
その後もお話してみると、実は住職は私が奈良に行くとよく宿泊している、桜井市初瀬の長谷寺で修業をされた!そうなで本当に驚きました。
「長谷寺の朝勤行にも行きました」とお話しすると、
「あと5分したら、朝勤行で唱えるお経をあげるので
良かったら聞いて行ってください!」と!!
わーー興奮maxです!!なんという幸せ!!
般若心経はメジャーですが、奈良の長谷寺で聞いた、あの忘れられない、節のついた歌の様なお経。
経典にはお経の文字の隣に、↑上げる とか 下げる↓みたいな矢印が沢山ついているんです。
どうやら、それが音程をあげるとか、下げる記しらしく
とにかく小気味良いお経です。
総勢50人くらいのお坊さんが、一気に唱えながら
錫杖や鐘を鳴らしたり、ハモリもあったりして
本当に忘れられず…まさか東京でまた聞けるなんて。
動画撮っていいと言われたので撮り、大満足で帰りました。
パーニャ(般若)をもっと知りたい
にしても、般若(パーニャ)が気になりすぎたので
帰ってからネットや、以前講習を受けたお坊さんの英語から学ぶ般若心経の本も再読してみました。
(実は中学生英語レベルが解れば、英語の方がお経は理解しやすいです)
すると、パーニャはよく智慧(ちえ)と訳されていることがわかりました。
智慧と知恵の違い。それは智慧が簡単に言うと、さまざまな気づきを指すようです。また仏教的には先見の能力だったり、頭の良さや判断力も指すようです。
”諸行無常” はすべての出来事は、常に一定ではない
あるものではないという意味なのは有名ですが・・
相反するような意味も混雑し書かれている般若心経。
しかし、全体を読んでみると、全ての事は”有る様で無いこと”なのかもしれないと問うてるのかも?と感じました。
”有難い”という言葉も、有る(起こる)ことが難しいからという語源であるように、有るか無いか・・・それを決めるのは実は自分の心次第という意味に感じました。
私なりのパーニャの結論
”ご縁を大切に繋いでいく事が大切”だと住職がおっしゃられたのは、総合的な般若心経をかなりギュッ!と集約して、ダイナミックに伝えてくれたのかなと自分なりに理解を改めてしました。
これはご縁だと気がつけたら、思い込みかもしれないけど他のご縁を呼んだり。 当たり前だと思ってたものや、人の有りがたさに気がつけたら、それ以前よりも関係が良くなったり。自分の心がポジティブなら、ポジティブな方向になりやすいし、逆も有り得ます。
それならば、ご縁の有り難さを多く感じて、感謝して生きていく方が豊かな幸せな人生だと思います。
起きてしまった過去のことよりも、
未来をみた方がいいんですよね
住職がボソッと言ったこのフレーズ。
確かにね! です。
ちなみに、あの私の大好きな錫杖をもったお経は
声明(しょうみょう)
というそうで、仏教のゴスペル的なものなんだとか!!
ゴスペル大好き❤💛
知らないことを知るって本当に面白いです。
素敵な一日でした! 有難うございました✨