【習慣に囚われる重要性】
モーニングルーティンだけでは飽き足らず、ナイトルーティンも構築しようかなと画策しているたまやまです。
「習慣に囚われる」って表現、なんかあんまりよさそうな感じがしないですよね?
ですがこれこそ、日々の生産性をブチ上げ、かつ幸福感を享受するために必要なモノなのです……。
いきなり宗教染みてまいりましたが、幸福と習慣は切っても切り離せない関係にあります。
どんなに優れた人であっても、年中無休でインスタキラキラウェーイ!な日々を過ごしているわけではありません。
「ケの日とハレの日」があるように、必ずどんな人でも日常のルーティンをこなしているはずです。
それは「朝起きたらトイレに行く」「飯食ったら歯を磨く」レベルのものから、10個くらい繋げている私みたいな習慣ジャンキーのアホもいるかもしれません。
『「幸せをお金で買う」5つの授業』(著:エリザベス・ダン、マイケル・ノートン)によると、近親者の死のように大きな不幸よりも、日常の雑事のほうが幸福度を著しく下げるそうです。
日常をどれだけより良いものにできるか。
ここに注力することで、日々の幸福感は増大していきます。
幸福に関しては、度々紹介しているミハイ・チクセントミハイが提唱した「FLOW」に入ることで得られるとされています。
人間にとって最も幸福な瞬間とは、一つの作業にひたすら没頭すること。
簡単に言えば「FLOW」に入る回数が多ければ多いほどより幸せになれるのです。
習慣を構築することで「FLOW」に入りやすくなるよう、自分を調律して行くのがベストな選択になり得ます。
習慣を構築するとなぜ「FLOW」に入りやすくなるのか?
「FLOW」は深い没頭状態へと移行する儀式的なものであり、そこに至るまでのプロセスを固定してしまったほうが入りやすくなるからです。
私の場合で恐縮ですが、瞑想を必ず行ってから作業をするようにしています。
「瞑想をする⇒作業をする⇒集中する」が繋がるように、自分自身を調律していったのです。
そのおかげで、毎朝2時間弱の作業が死ぬほど捗っています。
習慣化して自分が集中できればなんでもいい気はしますが、瞑想は科学的にも最強に近いスマートドラッグのひとつなので、やったことがない人は取り入れてみてはいかがでしょうか。
至る所で挟まる小粋なギャグが若干鬱陶しいですが『サーチ・インサイド・ユアセルフ』(著:チャディー・メン・タン)が瞑想に関する実践書として良いかと思います。
習慣化してしまうと、もう朝起きた瞬間からやることが明確化しており、勝手に体が動き出していつの間にか椅子に座って作業しています。
やることが決まっていることに「つまんね」と思うかもしれませんが、人間は一日に膨大な数の選択をしています。
選択回数を減らした方がいいというのは、スティーブ・ジョブズやバラク・オバマの逸話を知ればよく理解できるかと思います。
この習慣の中に筋トレ・読書・ベッドメイキング・散歩・瞑想などの優れた自己啓発活動を取り入れることで、より「FLOW」へのアクセスが簡単になるでしょう。
全人類の幸福を願い、今回は筆を置くことにします。
まぁ一番手っ取り早い幸福になる方法は社畜労働を脱することかもしれませんけどね。
社畜労働から抜け出して、早く幸福になりたいっピ……。