不登校経験は教育者になる上で役に立つ
最近私は自身の不登校経験を記事にするようになりましたが、理由は3つあります。
・不登校をコンプレックスに感じなくなった
・不登校の子どもを持つ親御さんを応援したい
・不登校経験が教育者になる上で役立つとわかった
今回の記事では三つ目の理由、教育者になる上での不登校経験のメリットについて述べます。
色々ありますが、一番は不登校のお子さんの気持ちがわかることです。
不登校のお子さんはただ学校に行けないだけでなく、家庭内の問題、学習面の問題、精神面の問題、人間関係の問題など様々な問題を同時に抱えていることが多いです。
そのため不登校の問題について詳しいということは、教育現場で子どもが持つあらゆる問題を知ることにつながってくるのです。
私の場合は不登校だけではなく精神的な問題を多く抱えていたので、そのことに関してかなり詳しくなりました。
例えば私は昔物事を0か100かでしか考えることができず、そのことが日常生活の様々な面に悪影響を与えてきました。
結局この問題は時間が経ち、社会人として働く中で改善していきました。
しかし、子どもの頃他の人と同じことができなかった自分を「落ちこぼれ」として責め、苦しんでいたのはこの形質によるものです。
そのため、私は教育者として自分のことを責めてしまう子どもに自己理解のサポートをしようと思います。「自分もそうだったから気持ちがわかる」と伝え共感できるのは私の大きな強みだと思います。
私は不登校経験者でない方も不登校のお子さんの気持ちを理解することができると思います。しかし、私は自身の経験を活かし様々な事情を抱える
お子さんに寄り添うことのできる教師を目指します。