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コンドルの「処女」懐胎
Isaiah 7:14 / Matthew 1:23
Therefore the Lord himself will give you a sign. Behold, the virgin will conceive, and bear a son, and shall call his name Immanuel.
それゆえ、主はみずから一つのしるしをあなたがたに与えられる。見よ、おとめがみごもって男の子を産む。その名はインマヌエルととなえられる。
キリスト教について詳しい者ではありませんが、処女懐胎と聞けば聖母マリアくらいは思い出されるわけであります。
その所以が聖書に書かれている冒頭ですね。
旧約聖書だとイザヤ7章14節に。新約聖書だとマタイ1章23節にそれが書かれています。
これで、あれです。
処女懐胎と聞いた時に一歩踏み込んで「あー、イザヤだかマタイに書かれている某ね」なんてどや顔できますんで、もしよろしければ頭の片隅にどうぞ。
で、
聖母マリアの処女懐胎が真実かどうかということはいったん別にして、「処女懐胎」そのものはおとぎ話なんやろうなってずっと思っていたんですよね。現実的にありえない、と。
有性生殖なしに人が身ごもるなんてなかろうにと。
要は女性、生物学的なメスがですよ、単体で妊娠できますかってお話です。単細胞生物が細胞分裂であったりによって無性生殖で増殖することはね、習いましたよ。小学校だか中学校だかで。種によっては交尾しなくても子孫を残せるんです。これはそこまで珍しいことではありません。アメーバなんかは分裂ですね。
ミジンコとかも環境によっては単為(無性)生殖します。交尾なしに子を産むってことです。
ここまでは授業の内容です。
反面、ここまでで思考がストップしてました。
もう少し複雑な生物も単為生殖ってするらしいんですよね。むしろそれをしない哺乳類の方がまれだって説もあるくらいらしい。
コンドルでもそれが観測されてるんですって。
となるとですよ。
もはや人だって可能性がないとは言い切れないんじゃないのってことです。
その仕組みはこんな感じ。
染色体が2本から1本に減って、精子と卵子ができるプロセスは減数分裂という。オスで精子ができるときは、単純に同じものが2つできあがるのに対し、メスでは分裂したうちの1つしか卵子にならない。余ったほうの小さな細胞は極体と呼ばれる。
極体は通常、受精に関与しないが、極体と卵子が融合して子ができることがある。これを「オートミクシス(automixis)」という(「auto」はラテン語で「自分で」という意味)。
オートミクシスはサメなどで記録がある。なお、オートミクシスでは母親の遺伝子がわずかに組み換わるため、生まれた子は母親の遺伝子のみを受け継ぐとはいえクローンではない。
一方、減数分裂を経ずに、母親の染色体を2本もつ子ができるケースもある。この場合、遺伝子をシャッフルする減数分裂をまったく経ないため、生まれる子は親と全く同じ遺伝子を持つクローンになる。遺伝子のコピー・アンド・ペーストだ。この方式による単為生殖は、植物で多く見られ、「アポミクシス(apomixis、無融合生殖)」と呼ばれる。
引用:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/082800500/
クローンにせよなんにせよ、科学のちからで成立する事象ならば、めっちゃ祈ったり、自律神経的なものをコントロールしまくったりすれば何らかの力が働いて実際起こりうるかもねっていう話。
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noteで見つけた参考記事
エヴァ好きはこういう話に興味持ちがち。私もこれ書きながらエヴァのことが頭の端にちらほらと。
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