
「ありがとう」の魔力
先日、「誰かの生きにくさは、わたしのせい?」というタイトルで、中途半端な思考をnoteにぶつけました。
https://note.com/tamas29/n/n1aa6c0299534
そんなところ、とある本をご紹介いただけました。こちら。「ほめるのをやめよう」です。
あの、「嫌われる勇気」を上梓したかたの本みたい。
ところで「上梓」って、ジョウシって読むんですね。ずっとジョウシンだと思ってた。照💦
さっそくグラレコチャレンジ!

ほめるってのは対等な関係じゃない。ほめないと動かなくなるリスクもある。だから、褒めずに「ありがとう」を伝えよう。相手が貢献感を持てるし、褒められなくても行動できる。(内発的動機づけ)
・・・とのこと。
「すごいじゃん!」
「良くできたね」
「いいね」
「上手だね」
「偉かったね」
「かっこいいね」・・・
良かれと思って、むすこに対してこんな言葉がけを一生懸命してたけど…。
もっと大切な言葉があった。「ありがとう」です。
褒めてナンボ、の価値観がぐらぐら揺さぶられました。
家庭でありがとうチャレンジ
ものは試しだー!ということで、むすこ(4)との生活の中でありがとうチャレンジをしてみることにしました。とにかく、褒めたりダメ出ししたりせず、「ありがとう」を伝える。
・・・大丈夫か?そんなありがとうって言うタイミングあるか?💦と不安一食でしたが、実際やってみると、どんなことでも「ありがとう」で言えることに気付きました。
「いつも自分でお着替えしてくれてありがとう」
「お手伝いしてくれてありがとう」
「たくさん食べてくれてありがとう」
「タオルを洗濯機に入れてくれてありがとう」
「大きなお口を開けて見やすくしてくれてありがとう」
(料理包丁を使いたがったとき)「でも、お手伝いしようとしてくれてありがとう」
極めつけはこれじゃ!
「今日も一緒にいてくれてありがとう」
むすこが産まれて早4年。一緒にいてくれることが当たり前になっちゃったけど、そばに一緒にいてくれることこそ有難いことだった。
このありがとうは、寝る前に。
言う方も幸せな気持ちになれる
ありがとうチャレンジやってみて分かったことが2つあります。
1つめは、言ってる自分がホカホカいい気持ちになるってこと。
普通、ありがとうって言われた方がうれしい気持ちになると思うんですけど、なんでだか、こっちも嬉しいんです。なんでだろね。
ありがとうが伝染する
2つめの分かったことは、子どもから「ありがとう」と言われる頻度が増えたこと。なんででしょうね。「ご飯準備してくれてありがとう」とか、「髪の毛乾かしてくれてありがとう」、とか。
不意打ち過ぎて、言われた時は
「ん!?(お、おぅ。)どういたしまして」
と、戸惑いが隠せてないんですけど。
やっぱり「ありがとう」って言われると嬉しい。最近、親子でほかほかしてます。
職場での「ありがとう」
では、場面は職場に移りまして。
職場だと、何かすごいことをしたときだけ「ありがとう」と言われる雰囲気、ありませんか?
だから、「失敗ばかりの部下に「ありがとう」などありえない。ありがとうって思うことなど全くない!」て思う人も多いのでは。。でも、どんな人にでも、必ずチャンスがあるそうです。
多くの人は気づきませんが、どんな行動にでも適切な部分が必ずあります。失敗ばかりの部下であっても、とにもかくにも出社してきたら、やはりありがたい。だから「今日もありがとう」とぜひいってください。
「出社してくれてありがとう」と言われた経験はないけど、笑 もし自分がリーダー職で、朝礼のあいさつのタイミングがあれば言いたいなぁと思いました。
さいごに
もしわたしが大富豪で、Twitter社やらnote社の筆頭株主になったら。イイね/スキボタンも、「ありがとう!」ボタンに変えたい。笑
それくらい、価値観ゆさぶられた本でした。
いつも大変お世話になっているあおたまさん。「ほめるのをやめよう」を紹介してくれて、本当にありがとうございました✨
おしまい