見出し画像

迫真調理部〜煮豚の裏技〜

 こんにちは、たまもだす(田舎っぺ)。
 今晩は疲れたのでお惣菜で済ませようと思ったら、近隣のスーパーの惣菜に惹かれるものがなく手ブラでで帰ってきました。
 冷蔵庫になにかないかな、と思って見ましたがあるのは生の豚バラ。
 やっぱりなにか作らなきゃいけないのか、と意気消沈した時に切り札を見つけました。これだッ!
 まず香味野菜を適当に切ります。残念ながら生姜しか無かったので皮付きで3枚ほど切りました。
 後はもう簡単。肉と香味野菜、豚バラがヒタヒタに浸るくらいの水、そして切り札のオカラです。
 和食の技法らしいのですが、煮物にオカラを入れると柔らかくなるそうです。なんででしょうね。
 兎にも角にも火を入れます。中火で適当に茹でます。火加減も蓋の要不要も書かれていないので間を取っておけばええやろ、の精神です。
 付きっきりで灰汁を取って臭み対策をしようかと思ったのですが、殆ど灰汁が出ない。え、これオカラが吸ってるとか? とりあえずやる事がなくなってしまったのでピャッとお風呂に入りました。
 お風呂上がりに試しに竹串で豚バラを刺してみます。まあ15分も煮込んでないし、柔らかくなっているわけが無いと思いましたが意外や意外。スっと刺さる……! なんだこれ!
 ご飯が炊けるまで更に15分煮込むともう脂身がゼリーのように無抵抗で竹串が刺さりました。カットして香味だれを適当にチャチャっと作って完成!

左に見切れているのが香味だれ
なぜ一緒に撮らなかったのか
コレガワカラナイ

 もうプルップル。フワッフワ。脂身はサクッサク。今まで数時間付きっきりで煮込んでたのがバカみたいに簡単に美味しく仕上がりました。恐ろしいぜ、和食……!
 どうもオカラの持つ酵素がタンパク質を分解して柔らかくするそうですが、エビデンスのある説がネットには転がってなかったので、多分黒魔術で柔らかくなってます。
 明日は炒飯に入れるか、あるいは大好きなカレーにするか、悩みどころさんです。
 皆さんもオカラデビューしませんか?

いいなと思ったら応援しよう!