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例えば3つの木があったとして *S2.11
今日のテーマは、「コミュニケーションタイプを知ること」。
先日読んだ本「一瞬で自分を変える方法」からさらに学んだことを、ここでまたアウトプットします。
突然ですが、下記の3つの木のうち、どれが魅力的だと感じるでしょうか。
どれが好き?
夕焼けの空を背にしている。光の反射で色彩豊かになっていて、絵にかいたような木。
静かな小山にたたずんでいる。木の周りでは小鳥たちが集まり、時折そよ風がふいている。
ずっしりと、安心感のある大きな木。近くに行くと、包み込まれるようなあたたかい感覚をもつ。
さて、どれが良いな~と思いましたか?
本によると、コミュニケーションの感覚タイプには3つあるとのこと。
視覚タイプ:世の中を絵としてとらえている。早口であることが多く、言葉の使い方にはあまり頓着しない。視覚的な例えを使って話すことが多い。
聴覚タイプ:言葉の使い方に慎重。話し方はゆっくり、リズム感があり、規則的であることが多い。
体感覚タイプ:話し方がもっとスローペースで、反応は感覚的。事態を重く受け止め、接触を持とうとすることが多い。
どんな人でもこの3つ全てを持っているけれど、どれかが突出している場合が多いらしい。そしてタイプによって、コミュニケーションの取り方とか受け取り方が違うと。
タイプを知ることのメリット
☆悩みが減る
☆相手に効果的な伝え方ができる
ざっくり言うと、この二つかなと。
例えば、なかなか理解できない事柄があったとします。
自分が”視覚タイプ"だと分かった場合、図やイラストを用いて整理するなどその事柄を「絵」としてとらえることで理解が深まるかもしれません。
こんな例はどうでしょう。
「思うようになかなか伝わらない!」と思っているとします。
自分のタイプが"視覚タイプ"、伝えたい相手が"体感覚タイプ"と分かったとたん、この悩みから解き放たれるわけです。
「慎重なペースで、感覚的な言葉で理解していく」人に対して、「早口で視覚に訴える」ような伝え方をしても、思うように伝わらないのは明白ですよね。
極端に言えば、日本語話者にロシア語で解説するようなもの。
この場合は、例えばゆっくり話してみたり”ほわっとした感じ””突き刺すような”という感覚的な言葉を入れて話すなど、相手の感覚タイプに寄せた話し方をすることで理解してもらえる可能性があります。
自分のタイプは?
さて、先ほど挙げた3つの木は「何を意識して書いたか」が違うだけで、全て同じ木をイメージして書いています。
それぞれ「1. 視覚 2. 聴覚 3. 体感覚」を意識して書いています。
つまり、こういうこと。
夕焼けの空を背にしている。光の反射で色彩豊かになっていて、絵にかいたような木。 → 視覚タイプ
静かな小山にたたずんでいる。木の周りでは小鳥たちが集まり、時折そよ風がふいている。 → 聴覚タイプ
ずっしりと、安心感のある大きな木。近くに行くと、包み込まれるようなあたたかい感覚をもつ。 → 体感覚タイプ
どうだったでしょうか?
中には「どれもしっくりこなかった」、なんて方もいるかもしれません。
そういうときには「普段どんなことに魅力を感じているのか」、「どんな場面でテンションが上がっているか」など、改めて思い出してみるのもいいかも!と思います。
自分を知って、相手を知って、お互いに気持ちの良いコミュニケーションをとって行きたいですね。
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