(続々)質の良い睡眠〜マインドフルネス編
前編、続編に続き、続々編になります。
以前、『超左脳ニンゲンが瞑想をやってみた』という記事を書きました。
続けているか?と聞かれると胸を張って「Yes」と言えないくらいですが、細々と続けています。
続けることで、普段の生活の中でも、ちょっとしたことを発端にぐるぐるとした思考の渦の中にハマっていることに以前より早く気づき、
「これは必要か? Yes
→ No」
という選択をして、負のスパイラルから抜け出せるようになってきました。
あーこれ人からのコントロールを甘んじて受け入れてるな?と気付けたり、イライラが止まらない時に、ちょっと(ほんの2-3分でも)その場を離れて心を落ち着ける、といった選択ができるようになってきました。
話は変わりますが、いま、ライターとしてマインドフルネス関連のブログのお手伝いをしているのですが、手前味噌ですがそちらの記事の一つ
で紹介した本を私も実際に購入して、瞑想音源を聴いたり、読んだりしました。
(昔は読書が好きな方だったのですが、産後、ホルモンバランスが変わったせいか?明朝体の縦書きの本を集中して読めなくなってしまいました💦なので、寝る前にKindleで数ページずつちまちま読む程度なんですけど💦)
実際に入眠前にこちらの瞑想音源を聴いたら、普段よりもスッと眠りにつけたので、もし快眠のためのマインドフルネスにご興味があったら、試しにKindle版で買ってみて、スマホで瞑想音源を聴くだけでも良いかもしれません。
アメリカでは精神医学の治療にもマインドフルネスが取り入れられたりして、実際の効果もかなり実証されているようです。
この本を読んでいて私がびっくりしたのは、マインドフルネスや瞑想っていうのは雑念を消して頭を空っぽにして、無になる、悟りを開く、みたいな勝手なイメージを持っていたのですが、この本の著者、精神医学のドクターでもある久賀谷先生によると
マインドフルネスは雑念を消すための修行ではありません。むしろ雑念が生まれることを前提に設計されたスキルなのですが、意識が別の考えに流されても、自分を責める必要はまったくないのです。
ではどうすればいいのか?やることは二つです。
まずは、雑念が浮かんできたという事実に”気付く”こと。
そしてそのあと、やさしくゆっくりと”呼吸に注意を戻す”ことです。
(中略)
むしろ、いかに自分の心が”雑念まみれ”なのかをまず知ることが収穫です。
脳疲労を抱えている私たちは、いつも雑念の存在に気づくことなく、それらに流されるままになっています。「気づく」だけでも大きな前進なのです。
(『脳疲労が消える最高の休息法』より引用)
だそうです。
脳が疲れる状況というのは過去のことを悔やんだり、未来のことを不安に感じたりすることで生まれるそうなので、呼吸に注意を向けつつ、今の自分の状態にチューニングすることで、脳の疲れが少しずつ軽減するそうです。
毎日5分10分でも、そういう時間を継続して持ち続けることで確実に変化が現れるとのこと。
私も続けつつ、何か変化があったなと思ったらまた報告します。