究極の美は”生けない”こと
花をいけるというのは、”doing”ではなく”being”だと私は教えています。
”することモード”で成すことは、常に表面的だからです。
「他に何もする必要がない」という境地が、その道を目指す人の悟りというものだろうと思います。
刀を抜かずして相手を切るのが武士道で、そこには無駄な殺生を諫める教えがあります。
私がいつか辿り着きたいと切望しているのは、「一輪の花も要せず生ける」という禅問答のような世界です。
生きているうちに到達できないかもしれませんけれども。。。
「読む花レッスン」を始めたのも、言ってしまえば私の修行の一環です。有料にしたのは、いつも書くブログとは違う熱量で書くことを自分に課すためでもありました。
ありがたいことに、応援の意味で購入された方々がいらっしゃいます。その気持ちをありがたく受け取りながら、次へと生かしてまいります。
次回は、一花一葉実践編です。一輪挿しをアートにするというテーマで色々と準備をしております。
noteをやっていらっしゃる方々は、ご自身の世界を持っていてそれを言葉で紡いでおられます。もう一歩進める意味で、有料のコンテンツを持つ事もチャレンジとして面白いと思いました。
つい先日始めたばかりの私が勧めるのもあれですけど(笑)。何か新しい世界が見えてくるはずです。
私も誰かの新たなチャレンジを応援し続けていたいと思っています。