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【一人旅】波照間島へ2泊3日③何もかも初体験の1日目

▶︎13:10 波照間島に到着

長い航海をへて。
やっと、やっと波照間島に到着!

羽田を出発したのがAM6:20。
東京から波照間島まで7時間かかった…。

なかなか条件が揃わないと上陸が難しいこともあって、島へ来れたことがシンプルに幸運。


▶︎民宿「まんや」へ

港まで民宿の方が迎えに来てくださいました。
初めて見るサトウキビ畑を抜けて到着したのは、島の中心部に位置する民宿まんや。

(HPぜんぜん更新されてないけどこれ私に作らせてくれないかな…)

こちらで2泊3日お世話になります。
いわゆる「親戚のお家におじゃました」って感じの民宿。

一人旅はたまにするけど、一人旅で民宿に泊まるのは初めて。
最後に民宿に泊まったのは中学生の時かな…

部屋はちょうどHPに写真が載っている「部屋1」に通してもらいました。
どんなもんかなと思ってあまり期待はせずにいたけど、写真で見るよりもずっと広い畳の部屋で、テレビもエアコンもWi-Fiも完備!けっこう快適。
どれも無料で使えるので嬉しい。

裏庭からは涼しい風が入ってきて、エアコンなしでも過ごしやすそう。

民宿を経営しているのは明るくてお茶目な女将さんと、無口で怖く見えるけどシャイな旦那さん。
旦那さんは素潜りの名人だとかで、民宿内にいくつも置いてある大きなシャコガイは全部潜って採ってきたんだそう。
何気なく持ち上げようとしたらギックリ腰になりそうな重さだった。
どうやって水中から持って上がってくるの???


▶︎15:00 ニシ浜へ

荷物を置いたら早々に水着を仕込んでニシ浜へ!

移動に利用する電動の自転車は民宿で手配してしていただけました。(電動自転車については島めぐりの記事に詳細を書く予定)
もちろん、電動自転車も乗るの初めて。

島の中心部から10分ほど進んで坂を降ると、だんだん見えてくる白い砂浜と水色の海。
生まれて初めて見る、南国の海。

日本一美しい言われるニシ浜
「ハテルマブルー」の海

ずっと来たかった場所にようやく辿り着いた嬉しさ。

そしてあまりの美しさに思わず涙がじんわり。
少しの間自転車を止めて、海を眺めました。

自転車を置いて、ビーチに降りる。

目の前に広がる、信じられない透明度の海。
綺麗すぎてため息しか出てこない。

何を言っても言葉だとチープになってしまうくらいに、とにかく「絶景」のニシ浜。
まだまだじっくり眺めていたいけど、日が暮れて寒くなる前に泳ぎます。


▶︎いざ、シュノーケリング

お待ちかねのシュノーケリングタイム。
シュノーケリングするのも人生初めて。

…なんなら泳ぐのも15年ぶりです。
15年ぶりの水泳が離島の海で、しかも一人旅って絶対に真似してはいけない。
当然そこらへんの自覚はあったので、潜るのは足がつく手前の方だけにしました。

やけに本格的な自前のフィンとゴーグル
気合を入れてこの日のために用意した

10月末で、水温はすこーしだけ冷たい。
入ればすぐ慣れるくらい。

時間帯的に干潮だったので、しばらくは遠浅が続くのをずんずん歩く。
胸下くらいの水深になってきたところで潜るとそこは真っ白な砂地。
同じ世界と思えないくらい綺麗な水中の世界。

水中は美しい薄荷色
とっても幻想的
進むとだんだん海藻が生えてくる

透明度が高くて、視界は超クリア。
海藻や珊瑚がある位置まで泳ぐと熱帯魚がちらほら(私のiphoneだとこの画質が限界)

水族館でなんとなく見たことあるお魚
青くて小さいのはルリスズメダイ

しばらくすると2匹のチョウチョウオに遭遇。
この子たちめちゃくちゃ人懐っこい。
逃げるどころか寄ってくる。
かわいかった…
なんだか歓迎されてる気持ちになって嬉しい


ずっと2匹一緒のチョウチョウオ
つがいかな?


▶︎海を眺める穏やかな時間

1時間ほど泳いで満足したので、砂浜に上がって海を眺める。
波の音を聞きながら頭を空っぽにして海を見て。
ゆっくり流れる時間が贅沢。

かわいい貝殻を見つけて拾って持ってたら、手がなんかもぞもぞ…

かわいい貝殻

住人がいました。

住んでました
失礼しました

住人、無言の抗議。
砂浜に戻してあげた。

草むら近くにはちっこいヤドカリがいっぱい!
ヤドカリも初めて見た。
もっと大きいと思ってたんだけど、1cmもないおちびさんがチョロチョロ動いててかわいい。

見るもの全部が初めてのニシ浜でした。
明日はウミガメに会えるといいな。

また明日


▶︎19:00 島の居酒屋でゆんたく

民宿へ戻ってシャワーを浴びたあと。
夕食は他の宿泊者の方達と一緒に島にある居酒屋「あがん」へ。

民泊は朝食と夕食付きのプランだったのですが、畑仕事が忙しくて(さとうきびの収穫作業かな)準備する時間が取れず、居酒屋に席を取ったのでそこで食べてきて欲しいとのこと。

というわけで女将さんから夕食分の食事代金の返金を受けて、他の宿泊者の人たちと一緒に居酒屋へ。

ど人見知りなので、私は全然島の売店でおにぎりとかお弁当買って食べるとかで良かったんですが…
「18:40に集合ね!みんなで行ってきてね!」と笑顔で言われたらもうね、郷に入ってはなんとやら。
滅多にない機会なので流れに身を任せてみることに。

一緒に食事に行ったのは前日から泊まっているカップルのお2人。たしか北海道から来たとか。
そして九州かどっかから来て1週間ほど泊まっている工事のおじちゃん2人。
島にWi-Fiかなんかの施工をしき来ているらしい。

なんの縁もゆかりもない初対面の人たちと食事ってそうそう無いことなのでちょっと緊張したけど、でも気の良い人たちばかりで楽しかったです。
これがゆんたくってやつか。初ゆんたく。

ご飯もとっても美味しかった!
ゴーヤチャンプルー、三枚肉のトンペイ焼きといった沖縄料理の他にもフライドポテトやゲソ天みたいな居酒屋定番メニューもありました。

私はもずくの天ぷらがお気に入り。
ちゃっかりデザートも頼む。

フォンダンショコラの黒蜜がけ

泡盛の品揃えもたくさん。
本土でほとんど出回らないので超レアと言われている波照間島産の泡盛「泡波」もいただける。
お酒飲めないから飲まなかったけど、お土産に買って行こうかな。

お酒飲まないって言ったら工事のおじちゃんに「酒もタバコも吸わなくて何が楽しくて生きてるの!?」ってテンプレを言われ。
こうして一人で旅行したり、友達と遊んだり、仕事も充実してるし、好きなときに美味しいもの食べれるし人生楽しいことしかないよ!!って笑顔で返しておいた。
もちろん生きてて嫌なことは普通にいっぱいあるのでちょっと見栄張ったけど。

「そうか!」ってケラケラ笑ってたな。
結果、ご飯代を奢ってもらいました。
ラッキー!

居合わせた見ず知らずの人に食事を奢ってもらうのももちろん初めて。
初めてだらけの1日目でした。

④に続く


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