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2024.9月 第4週の日記


9月22日(日曜日)

朝涼しくて過ごしやすい。
夏の間、お家の中ではいつも裸足だったけど、久しぶりにくつ下を履いた。

金曜日の夜、サンタクロースの贈りもののように新しいパソコンが玄関に置いてあったので、この週末でセットアップしている。
わくわくと面倒くささの間を行ったり来たりしながら。

お昼はカレーの残りでカレーうどん。
ごぼうを入れるととても美味しくなる。

昨日、大の里の優勝が決まったけど、今日が千秋楽なんだよね。

晩ごはんのあと、夏の間の寝不足を取り戻すかのように寝た。
昼寝というスタンスで。
そのあとお布団を敷いてお風呂に入ってから、今度は朝まで寝た。


9月23日(月曜日)

朝、体温を測ると低すぎておどろいた。
それで最近眠いのか?
窓を開けて寝ていると寒いくらいだった。今朝もくつ下を履く。

祝日(今日もお仕事)
パートさんの輪になじめなかった三木さん(*仮名)が表情もやわらかく、
みんなと楽しそうに話しているのを見掛けてホッとした。

帰り道、シャツの袖口から入ってくる風が気持ちよかった。

▶鉛筆の線をこすったような雲

9月24日(火曜日)

急に肌寒くなったので、
昨夜からパジャマは半袖と長ズボンに変更してから寝るようにした。

パソコンのセットアップに手こずっている。
昨日の夜、インストールが終わりきらず時間が掛かりそうだったから、
電源を付けたままにして一晩おいた。
今朝起きてもまだ状態が変わっていなかった。
なにか手順を間違えたのかな。

夕方の帰り道はゆらゆらと風がやわらかくて気持ちいい。
しばらくぷらぷら歩いていたくなるような適温だった。
明けたばっかりの朝のようなほの明るさ。
雲の色や形もさまざまだった。

坂口恭平さんの『Water』という画集を借りてきて、父にも見せたらとても感動していたので、私も嬉しくなった。
きれいだけど、どことなく寂しさがあるような、どこかで見たことのあるような風景(父はサウダージと言っていたけど)。
私はそんな風に感じて惹き込まれている。

古いパソコンのデータを移行している最中に、2018年の写真フォルダに目が止まる。
忍野八海へ行った時に撮影した写真。
4月にしては暖かく、小春日和で晴れていた。
当時私は結婚していたので、夫と夫の仕事仲間と5人で、
若くして病気で亡くなった同僚の、お墓参りに行った帰りに寄ったのだった。
その子はうちにもよく遊びに来ていたし、飲みに行ったり休日に集まって遠出したりカラオケしたり、帰りが遅くなるとうちに泊まったり、
体は大きいけど繊細で優しくて、私たち夫婦にとって可愛い弟のような存在だった。

その子のお墓参りなのに、みんなで行った道中のドライブは楽しくて、
あの子も一緒に来たら良かったのになぁ、と不覚にも思ってしまい、
あぁもうあの子は居ないのか、と気づいた。
あたまのどっかで、あの子が死んでしまったことを全く信じていないんだな、と感じた。

忍野八海の澄んだ水の写真を見ながら、なんだかまた坂口さんの画集のなかの風景を思い出した。

夜、パソコンの設定が無事完了してほっとする。

▶忍野八海にて
(2018年4月 撮影)


9月25日(水曜日)

朝家を出ると風が強くて肌寒い。
駅に着くまでの一瞬、パーっと細かい雨。
お天気キャスターさんもあったかそうなストールを首にぐるぐるに巻いていた。

そういえば、昨日から玄関の階段の前にどんぐりが落ちている。
もうそんな季節なの?
それともトトロの仕業なの?

職場では細かい金額の確認や入力など。
作業自体はむつかしくはないんだけど、とにかく量が多かった。
瞳はかすむよ、どこまでも。
明日は休日なので、この作業の続きはあさってに持ち越し。

会社を出ると、お昼には一旦やんでいたはずの細かい雨がまた降り出している。風もあって足元が濡れるタイプの雨。
隣の駅まで歩いて例の書店兼カフェへ。
雨降りなので、ぽつねんテラスではなく店内の席を選んだ。
お茶を飲みながら、無心にこの日記を書いた。

書店では鉱石柄のマスキングテープと『キキララの幸福論(朝日文庫)』を買った。

9月26日(木曜日)

今朝も体温が低すぎておどろく
これは気温と連動しているのだろうか

休日
風はやや強いけど、よく晴れている。
駅まで歩いて銀行にも寄るつもりだったけど、バス停の前を通ったら静かにバスが来てぷしゅーっと扉が開いたので、乗せてもらうことにした。
一番前の座席に座っていると、時折運転手さんの日に灼けた手が窓からひらひら出てきて、なにかの合図をしている。
手旗信号なのかな。

家を出るときパタパタとしてしまい、仕事へ行く時と変わらない格好になってしまい、なんだかつまらんな。まつ毛だけ薄い紫色のカラーマスカラにして、ちょっと冒険。

吉祥寺へ『ぼくのお日さま』という映画を見に行った。
主人公のふたりが瑞々しくて、今しか撮れない映画なんじゃないかな、と思った。
お話のあらすじを全く知らずに観に行ったのだけど、とても良かった。
時折写真のようにぽつりぽつりと映り込む風景もきれい。

映画の余韻が冷めないまま下北沢へ移動して、カフェで小一時間ばかり過ごした。お会計を済まして外へ出たところ、大きな虹のアーチが出現(行き道では全く気づかなかった)。
さわってみると、浮き輪のようなビニール素材でできている。
輪の下をくぐったり、写真を撮ったりした。
平日だけど、その周りだけとても賑わっていた。海外のひとも居て、目が合って笑い合ったりした。

帰宅した途端、急激に眠気。


▶アトリエ・シスというアーティストグループの立体アート
(下北沢ボーナストラックにて)

9月27日(金曜日)

夕焼けが見えつつも小雨

以前勤めていた会社で一緒だった年下の子と、夜食事に行く予定だったけど、大雨の天気予報を見て、安全第一で延期にした。
この雨の様子なら行けたなぁ。ちょっとびびりすぎだったか。
申し訳なかったな。

しかし最近かっ飛ばしすぎているような気もするから、ここらで小休止。


今週もおつかれさまでした。