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2024.9月 第3週の日記② 9/21(土)

2024年9月21日(土曜日)

とても蒸し暑い

今夜は調布の花火大会。
お昼頃家でゴハンを食べていたら、ぽんぽんと乾いた音が聞こえてくる。
花火の練習が始まったのかな。

昨夜、晩ごはんの待ち合わせの時間まで30分程あったので、
駅ビルの中にある眼鏡屋さんを覗いていた。
ツルの部分がバネのように収縮して顔の側面にフィットするもの、
レンズの下の方がうっすらピンク色になっていて、ほっぺたの血色がよく見えるもの、
顔が小さく見えるもの、目が小さく見えないもの(どういう表現?)さまざまな種類があって、
面白がって試着を繰り返しているうちにうっかり遅刻しそうになった。

眼鏡で思い出したのは、
以前長く働いていた職場で、まだ入社して2年もたたない若い男性が、
これから現場だったか役所だったか、遠くまで車で行かなきゃなんないんだけど、
自分の眼鏡を忘れたから(私の)眼鏡を貸してください、と頼まれたことがある。

私の眼鏡は私の視力や顔の幅に合わせて作ったものなので、
君に合うかどうかなんて、シンデレラの靴を履くことよりもむつかしいのでは、と思い断った。
しかも暗くなってからの運転にはますます向かないよ。

経理のベテラン部長がそのやりとりを傍で見ていて、
それだったら私の使っていない眼鏡があるから貸そうか?と聞けば、

(それもどうかと思ったけど)

結構です、と言う。

(それは断るんかい)

よっぽどこの眼鏡の形が好きだったのか?
‥知らんけど。
私もその子ももうその事務所を辞めてしまったので、もうたしかめようがない。
ていうか、たしかめるほどの話でもないんだけど。

夕方、雷の音と本格的な花火の音が入り交じる。
いよいよ始まったな、と家に居ながらもやっぱり見に行った方が良かったかな、と
夏休みの終わりに似たよな焦燥感。

夜、静かに雨が降っていた。

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