歴史の転換点を当事者として精一杯生きる【ウクライナの方のインタビューと授業】
先週の土曜日、僕は居ても立っても居られなくて、渋谷に来ていた。
金曜日の朝からウクライナのニュースで心が一杯で1日ずっとモヤモヤしていた。
教科書に載るような出来事を目の前にして、戦争は良くないとまなび、子供たちに伝える立場の人が、この時に何もしないのは当事者として納得がいない。僕たちはなんのために学んできたんだこの時のためなんじゃないのか!
そんな想いで、なんとかしないといけないと思って、立ち寄ったのは渋谷のハチ公前
どうして、そこに行こうと思ったのかはわからない。でも、本能的に行こうと思った自分がいました。
そうすると、そこではウクライナ人やウクライナ人の友や家族がいる方が集まっていました。
その時、この人たちのリアルを子供たちに届けたい。多くの人にリアルを知ってもらたいと思いインタビューをしようと思いました。
最初は英語でインタビューをして、半分以上わからないで、苦戦しました。でも、めげずにチャレンジしていると、不思議な出会いがありました。
教職大学院時代の先輩のスガさんと出会ったのです。こういうところで出会えたのは、本当に嬉しかったですし、何かしないといけないって思う人が近しい人で他にいると思うと心強くなりました。
そこから二人でインタビューしました。
インタビュー動画
ロシアやウクライナという大きな塊でなく、一人一人の尊い人として見ることの必要性を強く感じ、同じウクライナの人でも、人それぞれの想いがあるんだなと感じました。
そして、今日子供たちに国際情勢を簡単に伝えた後に、インタビュー動画やインタビューした内容を伝えました。
正直小学校五年生にとっては難しいところもあったと思います。
でも、子供たちなりに感じるところはあったと思います。
「私はインタビューを見る前まで、ロシアってみんな悪いように思っていたけど、インタビューを見て、ウクライナの人の中にも、ロシアの人の中にも色んな想いの人がいることがわかりました。ロシアの人が想っていることが伝わらないで誤解されるのは、もったいなというか、悲しいなと思いました。」
「ロシアにもウクライナにも色んな事情あるのかもしれないけど、やっぱり戦争をして、人を殺していることが仕方ないとなるとは思えない。」
「政府に言われて、大切な友と殺し合わないといけないと思うと苦しい。」
「みんなが一人一人できることをして、戦争を止められるようにしたい。」
「インタビューで、ウクライナの方が、ロシア人も憎まないと言っていた。だけど、正直私は家族や大切な人を殺されたら、憎まないでいられないと思う。許せないと思う。」
子供たちなりに感じてくれています。
何が正しいかわかりません。
ただ、多様な意見に触れさせて、自分なりに考えて、動く。この機会をただ悲観的に捉えるのではなく、歴史の当事者として、僕も子供たちもできることに精一杯取り組んでいきたいと思います。
ウクライナやロシアの人のために今できることは限られているけど、僕の手が届く範囲を幸せにするために僕は今日も動きます。
教員一年目を救うためのプログラムのクラウドファンディングが土曜日までとなっています。
より多くの人に教員一年目のリアルや課題を世の中に伝えられたらと思っています。
ご支援頂かなくても、拡散して多くの人に知ってもらうだけでも大きな意味を持ちます。
ウクライナの方のインタビューと合わせて拡散して頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。