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一年生でも去り際の涙は止まらない【教員357日目(1年目)】

今日は最後のお別れを子供たちとした。

クラスに入ってきた時から子供たちはそわそわしていた。

全員の名前が黒板に書かれており、今までの図工の作品を見て、懐かしに浸る。

放送での修了式から始まり、終わるとすぐに、僕から子供たち全員の似顔絵を書いた下敷きをプレゼント。

その下敷きの裏側に、子供同士で寄せ書きを書き合う。

その時間を使って、子供一人一人とあゆみを渡しながら、僕が子供に想いを伝えた。

一年間の感謝と未来の話だ。


一人一人に大事にして欲しいことが違うので、一人2分でも1時間はかかってしまうためこのようなやり方をとっている。

寄せ書きが終わると、最後に僕から子供たちにメッセージを伝えた。

彼らが達成した偉業

・コロナの中での入学式
・コロナの中で一年生をやりきったこと
・僕の初めて担任したクラスになったこと

それから僕思う彼らのすごいところを伝えた。

・人のために真剣になれること
・できない、わからないと言えること
・困っている人を助ける優しい心
・自分で目標を決められること
・毎日重いランドセルを持ってきたこと
・自分たちで作れること
などなど

これは僕が彼らに続けていって欲しいことをメッセージにした感じだ。

最後に、

担任が違っても、その担任なりの良さがあることを知っておくこと
楽しい場所は自分で作るということ
世界は広いということ
僕が君たちのことを大好きだということ
僕を先生にしてくれてありがとう

と、伝えました。

結果、クラスの5分の1が泣きました。

一年生のクラス替えがあるだけなのにね。

でも、最終日は最初から最後までフワフワしていて、子供も落ち着きがなくて、僕もフワフワしてて

終わるのが寂しいのは、僕も同じみたいです。

朝の健康観察で、

「このクラスが終わるのが寂しいです。」って何人も言ってきたのはズルイと思う。

あ〜涙が出そうで、子供の前では泣かなかった1日でした。

本当に大好きだよ。

来年はどうなるか予想できませんが楽しみにしていけたらと思います。

とりあえず別れは涙無しでは語れないだなと感じました。

一年間ありがとう

サポートして頂いたもの、全て教材の作成費用等の子供たちのために使わせて頂きます。