母の笑顔が家族を救う(これほんま)
私は、子育てのなかでも自分をわりと優先している。子どもをほったらかして遊びほうけるとかそんな意味合いではない。「わたし」を保つことを忘れないようにしていたいのだ。
息子が生まれてしばらく、外食やお出かけや一人時間を「子どもがいるから」で諦めることが当たり前になっていた。母なるものそうあるべきだと思っていたが、それがいつの間にか「子どもがいるせいで」になり息子に対してイライラカリカリと怒ることが増えていることに気がついた。自分のイライラに疲れたとき、親が勝手に下した判断で我が子への感情が左右されるだなんで、子どもからしたら大迷惑な話だなということに気が付いた。
だから、自分の好きなものや守りたいものは可能な限り子どもと共存していくことにした。外食のときは夫との連係プレーで大変さも楽しみ、お出かけや美容院や飲み会はお互いさまだと笑顔で送りあうように。料理は子どもに邪魔される代表格でもあるが、私にとってはストレス発散の大事なひとときなので、YOUTUBEにお世話になっている。YOUTUBE・Netflix・Disney+(様をつけて呼びたいところ)、フル活用。動画を見せる罪悪感より、母が笑顔で過ごしているほうが、家族にとっては(ヒヤヒヤしなくて済むから)プラスになるのだ。
自分を甘やかして満たして、、そうすると息子がより一層かわいく愛おしく思える。「わたし」を保つと、次は母である自分を保とうと頑張れる。そんなことを考えていると、まだまだ自分も子どもだなとつくづく思う。だから、これを「育児」と呼ぶには自分にはなんだかおこがましく思えてしっくりこない。「屋根の下で小さな分身と共存してます」のほうが近い。これを表現する言葉、どこかにあればいいのにな。