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認知症になる人 ならない人【完全版】

「私、認知症かしら?」と冗談めかして僕にお話される方がいます。なぜそう思うのか、と理由を聞くと多くが「物忘れが酷くて」とか「芸能人の名前が思い出せなくて」などとお話されます。

まず言っておきたいのは「物忘れ」と「認知症」は全く別物です。加齢により人の物覚えは残念ながら低下します。つまり物忘れは「増えるのが自然」でありこれは病気ではありません。ただ、その中に「物忘れ」とは異質の「認知症」という病が潜んでいることを否定できません。

認知症の初期症状として疑われるのは

・同じ話を何度もする
・いつも何かを探している
・周りから見て性格が変わったように思える
・ぼんやりとしていることが増えた
・大好きだったことに興味が無くなった

もしもこんな症状が複数出ていたら危険信号かもしれません。

今回のnoteでは「認知症になりやすい人となりにくい人」の違い、そして初期段階で認知症に気づいた時に何よりも大切な初動ケア、そして家族や近しい人としての適切な接し方を医学的、中医学的、そして心理学的にまとめました。

高齢化の進む日本における認知症患者数は400万人を突破し、予想以上の勢いで増えています。もちろん認知症にならないことが何よりも大事ですが、ご自身やご家族、友人が認知症になった時、どうするのが正解なのか。この答えを僕の健康相談の臨床経験から得たノウハウを記事にまとめています。近年では30代や40代のお若い方にも休息に広がる若年性認知症も他人事ではありません。
どうか危機感と正しい知識を持っていただくため、多くの方にご一読いただければと思います。

それでは早速お話を始めていきたいと思います。

※このnoteは2019年1月26日にアップされた同タイトルのnoteに加筆、修正を加え内容を更に充実させた完全版です。

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