蔵修息遊
蔵修息遊(ぞうしゅうそくゆう)という言葉を知っていますか?
中国の『礼記』に書かれている学問の学び方のことです。
上記のようにそれぞれに重要となる精神が表されている。
さまざまなものを学び、自分のものにして活用するということだ。
まずは、お手本となる人をそのまま真似てみる。
だけど、その時点ではまだ自分の知識ではないので自分が実践をする中で感じたことや失敗を経ながら
自分のものへとブラッシュアップしていく。
そこで得たものを習慣とすることで、自信へと繋がっていくと思う。
誰しも最初はわからないことばかりだ。
だから、そのときは人から学ぶ姿勢を保つことが大切だ。
しかし、それを見よう見まねするだけではなくてその中から自分らしさを見つけていく。
自分にできること、自分にはできないことがあると思う。
僕はもともと本を読むことが得意ではなかった。
しかし今は毎日のように本を読んでいる。週に5冊ほどは読んでいる。
なぜか?
そこには人の経験や、学びが詰まっているからだ。
人生は一度しかないのだけれど、そこにはたくさんの人生が書き記されている。
本を通して別の人生を知ることができる。
そこから良いものはどんどんと吸収することができる。
読書をすることで、一度きりの人生では経験しきれない人生を知ることができる。
そうすれば、自分の人生がより豊かに、限られた時間の中でするべきことがわかってくるのではないかと思っている。
まだ、学びの途中だ。
そして、それは終わりのない旅だと思う。