見出し画像

和菓子?洋菓子?ダイエッターの正解はどっち?

たとえダイエット中であっても、気晴らしは必要です。

もし甘いものが食べたくなったら、和菓子にするか?洋菓子にするか?

たしかにバターやクリームが多いケーキは、和菓子よりもハイカロリーになりがちです。

大福もち1個232kcal、どら焼き1個172kcalなのに対して、チョコレートケーキ1切れは438kcal、チーズケーキは315kcalあります。

カロリー制限を軸にしている場合は、ケーキは避けた方が無難です。

ただ糖質制限など、血糖値の上昇を気にするダイエットなら、洋菓子のほうが少しお得。

まずは、単純に1個に含まれる糖質の量で比較してみます。

大福もち53g、どら焼き30g、チョコレートケーキ45g、シュークリーム22g、プリン18g。

いずれも、想像通りのハイカーボです。

重量あたりの糖質量は、洋菓子の方がやや少ないくらいでしょうか?

和菓子には米粉や砂糖が使われますし、洋菓子にも小麦粉と砂糖が使用されます。

大きく差がつくのは、血糖値の上昇度合いを表すGI値です。

大福もち88、どら焼き95、チョコレートケーキ38、シュークリーム55、プリン52。

GI値とは血糖値の上がり具合を数値化したもので、数字が大きいほど太りやすいと考えてください。

じつは洋菓子が低GIなのは、原材料に使われている乳製品や卵のおかげ。

バターやクリームなどの脂肪分には、血糖値の上昇をゆるやかにする作用があります。

さらには、卵などのタンパク質にも、同じ効果があるので覚えておくと便利です。

つまり、カロリーを押し上げている洋菓子の素材が、GI値は抑えてくれていることになります。

たしかにハイカロリー、でも、それが体脂肪になりにくいイメージです。

ダイエットとは、数ヵ月におよぶ長期戦。

途中で、息抜きや、チートデイ、自分へのご褒美が、効果的なこともあります。

そんなとき、目の前に大福とケーキがあったら、あなたはどちらを選びますか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※特定の栄養素の過剰摂取は、健康を損なう可能性もあります。
※薬を服用中の方、持病のある方、健康に不安のある方は、まず主治医にご相談ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?