お酢は優秀ダイエット調味料
はじめに
「お酢で体が柔らかくなる」は迷信ですが、ダイエットには使えます。
お酢に含まれる「酢酸(サクサン)」は、血糖値上昇のブレーキ役。
糖質を食べて血糖値が跳ね上がると、肥満ホルモンのインスリンは分泌されます。
ビネガーファースト
野菜から食べる「ベジファースト」は、食物繊維が血糖値の上昇を防いでくれるのがポイントでした。
同じ作用は「ビネガーファースト」の酢酸でもえられます。
食べ物が胃から腸へ移動するのをゆっくりにし、肥満ホルモン分泌をおさえてくれるのです。
黒酢やリンゴ酢など、種類はお好みで大丈夫。
目安は、食前に大さじ一杯程度です。
(胃が弱っている人は、水などで10倍程度に薄めて飲むと安心です)
食物繊維+お酢のチカラ
さらに効果的なのは、食物繊維+お酢の強力コラボ。
たとえばキャベツの酢漬けや、ワカメの酢の物を最初に食べる方法です。
■キャベツの酢漬けつくりかた(4食分)
①キャベツ半玉の千切りを、保存用袋に入れる。
②塩(小さじ1杯)入れて、よく揉みこむ。
③しんなりしてきたら、お酢(200㏄)を投入。
④空気を抜いて、冷蔵庫で1時間ほど寝かせる。
※雑菌に気をつければ、冷蔵庫で2週間ほどもちます。
■ワカメの酢の物つくりかた(2食分)
①乾燥ワカメ3gを水で戻し、水気を切る。
②白だし(大さじ2杯)とお酢(大さじ2杯)をくわえる。
③塩で味をととのえる。
④白ゴマや刻みネギをお好みでかける。
※白だしは大さじ1杯あたり1gほどの糖質を含みます。
どちらも、超簡単時短レシピです。
先に食べておくことで、満腹中枢が刺激され、そのあとの食べ過ぎが防げるのもうれしい作用。
もしお酢を料理の味付けに使った場合は、そのぶん砂糖、みりん、料理酒、麺つゆ、ポン酢などの糖質たっぷり調味料を減らせます。
加熱に強いので、煮ても焼いても、お酢の成分は壊れません。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
もうすぐ、暑い夏がやってきます。
お酢を使ったさっぱり食生活で、スッキリ体型を目指してみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。