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脱ストイック!運動後に楽しむダイエットの自由時間

ダイエット中であっても、運動のあとは特別です。

食べたものが、もっとも体脂肪にならない時間帯。

むしろ積極的に、タンパク質と糖質を摂るべきタイミングです。

運動後の体は、糖質タンクに備蓄してあったグリコーゲンが底をつき、筋肉の繊維はストレスの繰り返しによってボロボロの状態。

血液に混ざって流れる糖やアミノ酸も、ほとんど使い切っています。

そのぶん脂肪も燃やせたと思いますが、しばらくは体を労わらなければいけません。

傷ついた筋肉を修復するのはもちろん、空っぽになった糖質タンクをフルに戻す必要があるのです。

ここで適切な栄養を摂らず、そのまま放置するとどうなるか?

体の中でやり繰りをして糖をつくる、糖新生が起こります。

つまり、筋肉の分解がすすむのです。

疲れやダルさも抜けにくくなり、倦怠感が続きます。

とはいえ、ダイエット中、、、

むやみに、飲み食いはできません。

運動の種類、強度、持続時間によっても必要な栄養は違ってきます。

まず筋トレのあとですが、なによりタンパク質が最優先。

もともと脂肪になりにくい栄養素ですが、念のため体重×0.3gを目安にしてください。

体重60㎏なら、タンパク質18gの補充が妥当です。

プロテインパウダーを使うと、便利でしょう。

さらには、体重×0.8~1gの糖質も重要。

使ったグリコーゲンを回復するだけでなく、プロテインの吸収速度もアップします。

吸収の良い果物や、果汁100%ジュースが適当です。

もし甘いお菓子を我慢してたのなら、ここで食べておくのもOK。

次に有酸素のあとですが、そこまで筋肉は損傷してないため、タンパク質の摂取は最小限で大丈夫です。

アミノ酸のEAAやBCAAを、3~5gほど摂っておきましょう。

やはり消費したぶんの糖質補給も大事で、1時間の有酸素あたり30~50gを目安にしてください。

疲労回復のスピードが、違ってきます。

そして、筋トレ、有酸素のどちらにも共通するのは、運動終了から1~2時間後に、栄養バランスのいいちゃんとした食事をすること。

運動のダメージが、蓄積しないようにです。

体をリカバリーすることも、大切なダイエット要素。

疲れたままでは、痩せられません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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