宅浪体験記【現役編】
はじめに
このNoteは自称進学校もどき(偏差値60)出身の高校生が浪人生活を経て慶應義塾大学経済学部に合格するまでの物語の一部を綴ったものです
浪人や宅浪者に少しでも参考になればいいな、と思い書き始めました✨️
今回は序章となる現役編です、最初は一年を一本のNoteで書こうと思っていたんですけど流石に長くなりすぎる気がしたので(現役編は別として)4分割(5かも)でお届けします笑
自称進学校もどき
まずは「自称進学校もどきとはなんぞや」というところから
簡単に言えば「なんちゃって進学校にもなれない学校」です
うちの学校は進学実績をアピールする割にそこまで先生たちも熱血という感じではなく、課題もほとんどなければ生徒に難関校の受験を勧めることすらありませんでした(の割には進学の案内や講義は多かった)
生徒数は300~400人ほど、半分以上の生徒は「名前聞いたことないです大学」あるいは専門学校に進学します
そして「勉強やってました！」みたいな生徒は日東駒専(偏差値的にはここがボリュームゾーン)へ進学、ちらほらMARCH、たまーに地方国立がいるという感じです
早慶や難関国立はほとんどいなく、学年に一人いるかいないかという感じです(いわんや医学部をや)
弊校はアクセスがなかなかに良いため実際の生徒のやる気や学力以上に偏差値がつりあがっていたんじゃないかなー、と今は思っています
勉強を始めたきっかけ
ではそんな学校でどうして勉強を始め、浪人までしたのか
簡単に言えば「不完全燃焼だったから」です
まず、自分はこの学校に恐らく最下位またはそれに近い感じで入学しました(当日点は340/500くらい、内申もぼろぼろ、自分より入試の点数が低い人にあったことがない…笑)
なので当然受験勉強なんてする気はなく、「Fランで楽しく4年間遊べればいいや！！」と思っていました
学校では全国クラスの部活動に入部(しかも初心者から！)し、3年間のほぼすべてを部活動に捧げてきました
が、3年生最後の大会ではメンバー外
その後失意の中引退、高校生活に活力を与えてくれた部活動を失い、高校に行くこともまばらになりました(今でも悔しさがこみ上げるほどです)
その悔しさ・不完全燃焼感から現実逃避をはじめるようになり、
「3年間部活動を捧げ続けた高校生活、たとえ部活でうまくいかなかったとしても、何かしらの意味はあったと思えるように、せめて大学だけでもいいところに行こう！」
という気持ちも湧き上がり、10月に本格的に受験勉強を始め、学校にもきちんと通うようになりました
(それまでは英単語や選択科目の勉強をほんの少しやっていた程度でした)
現役時の勉強
受験勉強をはじめよう！
と、意気込んだはいいものの、当時理系で数3物理がぼろぼろだった自分は受験勉強が間に合わないことは明らかでした
これは夏休み前には気がついていたので(Fラン受験ですら数学物理は使いたくなかった模様笑)、夏休み前には文転を決意し、夏休みには政治・経済(旧課程)の参考書をぱらぱらと読んでいました
受験勉強を本格的にはじめてからのやる気は本当にすごくて、移動中はリスニング、平日も内職をしまくり(おかげで数学物理は赤点だった)、なんとか8時間、休日は10時間↑という勉強を続けていました📚️
今思えばこの頃はとにかくいろんな参考書に手を出すばかりで身になっていたことは少ないようにも思えます
ただ、この時なりにがむしゃらに頑張っていたのは事実ですね笑
はじめは塾なしで頑張っていたものの、不安感から部活の友達の塾に特別な形で入会
しかし、電車定期券の範囲外だったこともあり、「たまーに通う自習室」程度の感じで、授業もほとんどとっていませんでした
強いて言えば直前期に「共テ対策講座」「早大古典対策講座」みたいなものはとっていました(役に立ったかは不明)
そして勉強を始めた当初は「MARCHにいこう！」と思っていたはずなのに、東大志望(後の慶應経済A)の友人Sに感化され、あれよあれよと志望校は上がり、最終的に11,12月頃には早稲田大学の商学部が第一志望になっていました笑
受験結果
現役時は、頑張った勉強のかいもあり、法政大学の国際文化学部(河合偏差値60)に合格をいただきました
ちなみに共テの結果は
政治・経済 62/100(段階表示7/9)
国語 136/200(段階表示 6/9)
英語R 68/100(段階表示 7/9)
英語L 88/100(段階表示 7/9)
というなんとも言えない結果で、いくつか出していた共テ利用も不合格でした笑
そして自分の中では早稲田大学が諦めきれず(選択科目の関係上現役時は慶應は受けられなかった)、浪人を決意しました
浪人編へ続く！
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