2023夏アニメ振り返り
今回は2023年夏クールのアニメを振り返っていこうかと思います。
今期も結局数本の作品を継続視聴しただけで、候補に挙げたアニメすべてを見ることはできませんでした。
ですから今回も観れていないアニメについてはアニメを見ずにアニメを語るということをやってみようと思います。
7月に挙げた気になる作品の記事はコチラ↓
全話視聴した作品
・呪術廻戦 懐玉・玉折(第2期)
評価A‐:毎週放送時にはトレンドを賑わせていました。アクションの作画も良く十分なできだったと思います。しかし、個人的に気になるのはジャンプでの連載最新話も含めて五条まわりでの話題で盛り上がっている感じでアニメ単体として評価しづらいような感じがしました。秋クールも引き続き渋谷事変の様子が描かれていくと思うので、後半の盛り上がりに期待です。
・BLEACH 千年血戦篇ー訣別譚ー
評価B‐:『呪術廻戦』と同じくジャンプ作品のアニメ化です。多人数対多人数での団体戦は魅力的ですが、流石にこのパターンも個人的には食傷気味です。そこをキャラの魅力とオサレさで押し切っているのは流石とは思いますが、シリーズモノを継続してみる難しさも感じた作品でした。
『BLEACH』も最初のアニメシリーズから20年近く経つようです。視聴者側の高齢化・状況の変化もアリ、今後以前のようなスマッシュヒットを飛ばせるのか気になりました。演技や声を保ち続ける声優さんももちろんすごいです。そこら辺を『NARUTO』は『BORUTO』に世代交代させることで方法的には上手くやろうとしているような気がします。
・デキる猫は今日も憂鬱
評価B:テーマや物語の是非は置いておいて作画が良く、主役2人の掛け合いも面白く、番外編で挙げた『おでかけ子ザメ』と並んで今期の癒し枠として十分なアニメだったと思います。
・アンデッドガール・マーダーファルス
評価B⁺:あまり話題にはなってなかったですが、個人的には今期のダークホースだったと思います。主役の黒沢ともよさんと八代拓さんの演技が良く、ストーリーとしてもミステリーモノとしてはテンポよく展開が続いていって観てて飽きが来なかったです。
できればシリーズで原作の続きを観てみたい作品だと思いました。
・蒼穹のファフナー THE BEYOND(TV Edition)
評価A:長期シリーズモノで劇場公開時に観ていたのですが、とにかく完結してくれたことに感謝です。
だいたい視聴した作品
・ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜
評価B‐:作画や映像のクオリティが高かっただけに話が途中で放送枠が切れてしまったのは残念でした。『ニーア』のようにどこかでまとめて放送がくるでしょうか。
観たかったけど見れなかった作品
・るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
評価C:候補には挙げていたのですが、結局視聴しませんでした。
特に話題になってもいなかったような気がします。『うる星やつら』や『おそ松さん』のようにこういうリメイクが続いている流れはありますが、『おそ松さん』以外はあんまりヒットしていない印象です。
・AIの遺電子
評価C+:最近生成AIに興味があり、そこら辺でフォローしている人で観ていた人もいたようで気になる作品ではあったのですが、結局視聴できませんでした。真面目に観ていたら『アンデッドガール・マーダーファルス』のように響いた作品になっていたかもしれません。
・てんぷる
評価D:最初の数話だけチラッと観ましたが、思っていた通りのちょいエロハーレムアニメでした。とくに感想はありません。
・SYNDUALITY Noir
評価D:候補に挙げた段階では数少ないアニオリ作品(メディアミックスですが)として期待していたのですが、結局視聴しませんでした。
特に話題になっている様子もなく鳴かず飛ばずといった感じです。
・Helck
評価C:秋クールのアニメを調べていたら連続2クールだということを知り驚きました。もしかしたら2クール終わった後にまとめて観るかもれません。
番外編
・おでかけ子ザメ
評価B:個人的には『デキる猫は今日も憂鬱』と並んで今期最強の虚無アニメ(体力ゼロでも観れる癒しアニメ)でした。1話90秒で基本的に何も起こらない可愛いサメの様子を眺めるアニメです。
アニメ視聴者たちは私含めてそんなにもこの社会に疲弊して癒しを求めているのでしょうか。
・Lv1魔王とワンルーム勇者
評価B:こちらはWebラジオを聴いていて面白いと思い、候補には挙げて無かったのですが、視聴し始めた作品です。主演の大空さんと日笠さんがやっている番組で2人の掛け合いが面白かったです。
アニメの方は幼くなって蘇った魔王と元勇者のイチャイチャ?アニメという感じでしたが、バトルもあり普通に楽しく観れました。
・BanG Dream! It's MyGO!!!!!
評価B:人の死なないまどマギと話題になっていたアニメです。一話だけ視聴しましたが、このギスギス展開が中盤まで続くとちょっときついかもと思ってしましました。(その鬱展開を乗り越えた先に解放感があるのかもしれませんが…)個人的にバンドリシリーズは履修してきてないので、機会があれば観ようかなという感じです。
まとめ
全体として振り返ってみると結局、『呪術廻戦』と『BLEACH』のジャンプ作品の2強に対して『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』が話題性で食い込んでいたという感じだったと思います。
個人的には毎度のごとく候補に挙げていながら観れない作品が多くありました。アニメを観る体力や時間の作り方は社会人視聴者の問題ですがどうしたものでしょうか。
一旦候補を挙げてから見る形式は改めた方がいいのかもしれません。
候補を挙げずに話題になったものだけ観るか、大学生の頃のように原点回帰して毎クールすべてのアニメを取り敢えず1話視聴するスタイルか検討してみます。