海の撮影から読書の海へ。
おはようございます、矢野拓実です。
相変わらず、朝の生活は続けています。
しかし、この習慣を若干変化させました。
まず起きる時間を4:30にしたということ。
息子の寝かしつけと家事周りをすると自分が就寝するのは21:30〜22:00。
となると4時起きだと6時間しか睡眠取れないなという感じ。
ショートスリーパーでもいいんですが、日中眠くなってしまうのが勿体無いなという感じです。
どうしても頭動かなくなる時は来てしまうのでここを減らすために、若干睡眠時間を増やす。
また、朝日が昇る時間が遅くなってきて、どうしても暗すぎると撮影自体が無駄になってきてしまう。
押すことによって朝できる時間は減ってしまう。
ので、
朝の海撮影を一旦休止、ずっとやりたかった読書への時間のシフトにしました
もちろん仕事や制作をしてしまうのもいいのですが、海の撮影をしていたときにどうしても感じてしまっていたこと。
美しい風景を撮るのは、楽しくて、やりたいことではあるのだけれど、同じものを撮り続けている感覚がある。
今進めている制作や、個展の内容と比べて何故やっているかというところが乗っていない。
それを踏まえると、“今の“自分の方向性とは若干迷子になっている感覚が強くなっていたので15日続けた海の撮影を一旦休止しました。
何を今読んでいるのか。
自分の方向性や可能性を広める、深める、元に戻るきっかけはいつだって哲学にある気がしています。
そして僕は割と歴史について覚えていることが少ないような気がしていました。あれほど受験で頑張った世界史のこともそんなに覚えていない気も。
一方でFateなど歴史を扱っているアニメもかなり好きで、宗教観も学び直そうと思い、まずこの二冊をがっつり読んでいます。
哲学と宗教全史。
この本はすごい。体系的に哲学と宗教がなぜどこのタイミングでできたのか、そして登場人物についても想像を巡らせることができる。
ここがいいなというのが各々宗教・哲学・人物についての詳しい本を紹介してくれる。
毎度検索に手が止まってしまいますが、気になることがあったりインプットした内容をChatGPTなどに聞いたら教えてくれる。
余談ですが、ChatGPTなどAIはやっぱり我々人間側がどう入力するかが大事だと思います。
つまり我々が聞きたいことやサポートしてもらいたいことを知っておかなければ一ミリも使えません。
まあそのうちSAOのゆいちゃんやシンカリオンのシャショット、ロックマンエグゼのような自立型エージェントAIが誕生して何を学べばいいのか、いや学ばなくても人生を幸せに終えることができるサポートをしてくれるかもしれませんが。(このエージェント型AIが人間同士の対話を入力なしにインプットして最適な回答を導き出したら恐ろしい)
話がそれましたが、この本の著者がまたすごい。
ライフネット生命を還暦で創業されている出口さん。
(なお、すごい、というのは現時点では資本主義をベースとした価値観の話であり、出口さんについてはまだあまり知りません。価値観の物差しをいくつも持てるようになってきたのは、親の死、育児が輪郭を形作ってきました。あの時はこう思ったけど、これだけ色々ある人生、若かったなあなどとも思います。)
そう、哲学自体、何度かこの31年の間で出会ってはきました。
おそらく小中での社会科でも出会ってきたし、明確にいま思い出されるのは高校の倫理政経。
でもあの時は受験のために覚えこんだってだけであの時の自分はあまり良い状態でもなかったかなと思う。
次に明確に覚えているのは山口周さん。
撮影をきっかけに知ってその考え方にハマる時期がありました。
大学生で親が死んで必死にやっている中での哲学は何か目線を広く、高くしてくれた感じはありました。
でも今、親になって子を育てていくこと、社会に貢献すること、妻と子との家族全員の自己実現を達成することを目指していくこと、
ミッション(と思い込んでいるだけかもしれませんが)と義務(なんてないかもしれませんが)と自分の実現(なんてやらなくていいことかもしれませんが)、すベての達成を目指す時に、やはり各フェーズでの価値観や人の言葉の受け取り方は全然違うものだなと改めて思います。
哲学と宗教は、そんな激動の中での環境の変化で生まれたものであり、人を支える依代となるのだなと読み進めていて思うわけです。
新興宗教にハマるのもなんかわかるぜ、って思ってしまう笑
他の国がどうかはいまいちわからんのだけれど、日本国では男性が育児に関わるのがぐっっっと増えたここ2年くらいだと思う。実際に、東京都は育休を育業という言葉を使うようになり、男性の育業というようになってきた。
こんな価値観の変化の中での哲学や宗教は今現在どういう変化をしていくのだろうという興味がある。
このためにはまずこの一冊を読破せねばならない。
そしてこの宗教や哲学を学んでいくのに、世界史を知っていないとかなり混乱する。
そこで世界史についてまずわかりやすい本はないものかと探すと、なんとKindleUnlimitedに入っている。有名Youtuberの先生が書いている世界史の教科書。
これめちゃくちゃわかりやすい。
強いていうなら、高校の時もそうだったなあと思い返したのが、
⚫︎⚫︎人というのがすごい出てくるけどどこのどいつだとなりがちなので絵や地図をわかりやすいようにまとめた資料欲しいなと思っている。
ただその点のみでかなり読み進めやすいので、こちらが終わったら日本史にもいきたいなと思う。
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