空海は二人いる。「マークスの山」で直木賞をとった髙村薫さんの「空海」では、信仰の対象としての空海と、仏教者としての空海を分けて見る。二人いないと説明がつかない、とまで言い切っています。臨場感が半端ないのは、著者の抜群な文章の巧さによるもの。他の解説書では味わえない楽しさでした。
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たくまる
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