『東大読書』で客観的思考力ゲット【#読書感想文(4)】(毎日更新107日目)
おはようございます takumaです。
読書力がアップする『東大読書』の感想文を今日も刻んでいます。
今日学んだのは
客観的思考力を身につける読み方です。
読書をしながら物事を客観的に多角的に見る力を鍛えられるという方法です。
本の内容を理解するだけでなく、そんな力も同時に鍛えることができたらおトクですよね。
しかも客観的に多角的に見られるようになったら、人生でなにか行き詰まったときにも解決策を見つけやすくなるんじゃないでしょうか。
ぜひ身に付けたいところです。
簡単にいきます。
結論)二冊の本を同時に読め です。
理由)同じテーマに関連する本を二冊同時並行して読むことで、
・人の数だけ意見や正解があることがわかる
・二冊の共通点や相違点を意識することで考える力が身につく
・同じことについて違う人の言葉を目にすることで違った角度からとらえることができて理解力が増す
・二冊同時並行読みすることで相互補完しあい内容の理解も格段にアップ
という効果が期待できるからです。
具体例)本は基本的に一人の著者が書いています。
本の内容や主張はその著者の意見に過ぎません。
もう一冊と比べてみることで違った意見があることがわかるので、一冊だけ読んで鵜呑みにしてしまうということを防ぐことができ、自分の考えや意見も生まれてきます。
どんな二冊を選べばいいのか?という疑問を感じるかもしれません。
本の選び方は詳しくは本書に書いてあるので参考にしていただきたいと思いますが、取り組みやすいところとしては
経済に関する本を読んでいたら、それプラスもっとわかりやすく説明した本を選ぶ
とか
死刑制度のテーマだったら、賛成意見のものと反対意見のものを選ぶ
といった感じです。
それに同じことを言っているのに、違う人から聞くとわかりやすかったり、わかりにくかったりすることってありますよね。
読書にも同じことが言えるわけです。
結論)というわけで、これから本を読むときは関連する二冊の本を同時並行で読みましょう。
その方がメリットいっぱいなんですから。
しかしくれぐれも本当に同時に読まないように。
こっちの本の一章読んだら、こっちの本の一章を読むといった読み方なのでお間違えのないように。
聖徳太子じゃないんだから同時処理はふつうの人間はできないと思いますよ。
感想
今日は客観的思考力を高めるための方法を学んだわけですが、二冊同時に読んでいくというのはすごく良さそうな方法のように思いました。
なぜ効果的なのかの説明がすごくわかるような気がしたからです。
せっかく大事な時間を使って本を読むんだから、効果を最大化したいです。
まあでも本書『東大読書』を読んでいると、著者の西岡さんの論理的な文章力はものすごいなと感じます。
しっかりとこまかいところまで論理破綻することなく説明してあります。
また読書の方法でよくここまでいろんなことを考えて書けるもんだなあと驚くばかりです。
でもこの西岡さんも元は落ちこぼれだったわけですから、人間というのは努力でここまで立派な本を書けるすごい能力を身につけることができるんだなと希望も感じることができます。
あとはせっかく良いこと聞いたら
やるか、やらないか
それだけですね。
というわけで今日は『東大読書』の客観的思考力を高める方法でした。
それでは今日はこのへんで
またあした。