マーケティングの第一歩は?【#マンガでわかるWebマーケティング#読書感想文(2)】(毎日更新110日目)
おはようございます。takumaです。
今日からゴールデンウィークという方も多いでしょうか、いかがお過ごしですか。
ぼくは変わらず今日も文章力を上げて、知識を得て、世の中に有益なものを発信するために精進しております。
本日は昨日から読み始めました
『マンガでわかるWebマーケティング』の第二章の感想文です。
第二章の概要
超大手ハウジングメーカーのコンサルティングを請け負った、マーケター瞳。
メーカーのWeb担当者の板井とコンビを組み、モデルハウスへの来場者を増やすために会社のキャンペーン情報へのPVをたくさん集めるという目標を立てて実行した。
瞳はPVをとにかく集めるという目標に対して不安を覚えつつも、板井の強い要望にしたがうのだった、、
しかし結果は、目標のPVを達成したものの、目的の来場者の予約はまったく増えないという失敗をすることになる。
良い結果が出なかったことを瞳のせいにする板井。
自分の責任にされてしまったことと、板井の提案にノーと言わずに通してしまったことに後悔と怒りで涙を流す瞳。
しかし瞳はへこたれず、売上を上げるという目的を達成するために最適な目標を設定することを一番に意識して、板井の部下のデータ分析担当に協力を受けて作戦を練り直すのだった。
第二章の感想
リアルの世界でも有り得そうなシチュエーションがマンガで展開されていました。
クライアントがこうしてくれといって、その意見を取り入れたら失敗して、しかもコンサルタントの責任にされるということ、あるあるっぽい感じします。
よくわかってない一応の担当者がクライアントだからといって口を出してきたらやりづらいですよね。
せっかくコンサルティングを頼んでるんだから全面的に任せちゃえばいいのにと思いますが、協力しながらやらなきゃいけないからなかなか難しいのでしょうね。
今回の話で瞳が失敗してしまったのは、PVを増やすということを目標にしてしまったことでした。
コストをかけることで思惑どおりにPVは増えたのですが、ただ情報を見ただけで素通りしてしまう人ばかりだったのです。
この場合はたくさんの人が見てくれれば、きっかけにしてたくさん来てくれるだろうという安易に考えてしまったのが間違っていました。
ここでまたマーケティングの略語が出てきます。
KGI=売上などの最終的に目指す目的、目標
KPI=KGIで定めた大きな目標を達成するために、日々検証して行動の目安とする目標
つまりKPIとは最大の目標を達成するための、細分化された最も効果的な施策のことといえます。
瞳の失敗例は
KPIを「PVを増やす」にしたのが間違ったということなんです。
KPIをもっと最適なものにしなければならなかった。
ぼく的にいうと
間違った努力をしても、良い結果は出ませんよ
ということです。
正しい努力、それをマーケティング的にいうとKPIと呼ぶ。
そういった感じでしょうか。
失敗の原因に気づいた瞳は、
お客さんがどこ経由で会社の情報にアクセスしているのか?
そして、どこ経由のお客さんがもっとも来客予約につながっているのか?
そういったことを分析した、最も効率的なところにさらに注力しようとするのでした。
さて、次はうまくいくでしょうか?
この章で一番大事なところは正しいKPIを決めるということでした。
本書ではこう書かれています。
マーケティングの第一歩は適切なKPIを設定すること。
これがマーケティングで超重要なポイントということですね。
適切なKPIを設定して、日々成果が出ているか検証をして、フィードバックをしていく。
こうして段階的に達成していくことによって、目標の年間売上などに到達することができるのですね。
これはマーケティングだけでなく、個人の目標達成にも大事なことだと思いました。
一番の目標を達成するために、(目的といったほうがいいのかな?)そこに行くためには今何をすることが一番効果的なのかということを考えて、逆算して日々の目標を設定する。
そして日々の目標を達成できているか、どう改善すればより良くなるかということを反省して修正していく。
当たり前っちゃあ当たり前のことですよね。
でもちゃんとできている人はそんなに多くないかもしれませんね。
要はなにも考えずにいきなり走り出しちゃーダメだよってことにもなるのかもです。
もしかしたら逆方向に走ってるかもしれないしね。
正しい努力をしよう、ムダなことはできるだけしないようにしようって感じかな。
でも実際には動き出してみないと見えないこともいっぱいあるから、一概にそうともいえないけれど。
まあ、そんな感じです。
もう一度大事な部分を
マーケティングの第一歩は適切なKPI(日々の行動の目安)を設定すること!
これでした!
今後のマーケター瞳の活躍に注目です。
というわけで『マンガでわかるWebマーケティング』の第二章の感想でした。
それでは今日はこのへんで
またあした。