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デジタルマーケティングのこれから【#マンガでわかるWebマーケティング#読書感想文(8)】(毎日更新117日目)
連日お届けしてまいりました、『マンガでわかるWebマーケティング』の書評風感想文の最終回でございます。
やっと読んでアウトプットし終えることができそうです。
ちょっと時間かかりすぎって感じですが、なにもしないよりは全然良いと思うのです。
ちょっとづつでもインプットしてしっかりアウトプットする。
そのことで少しでも文章力はついていき成長しているはず。
だから今は細切れ感想文をnoteに書いているのです。
>>「筋肉をつけるためにどうしたらいいですか?」
という問いにたいして、なかやまきんに君は言いました。
★「毎日一回でもいいから腕立て伏せしてください」
フツーですね。
なんの秘策もひねりもない
当たり前のことを当たり前に言ってるだけです。
この世界には原因と結果の法則があって
やったから、できた
っていう当たり前のことが当たり前に起きているだけなのです。
魔法も秘密の方法なんてものもない。
よって
「どうしたら文章力がつくのか?」という問いを立てて
「とにかく一行でもいいから書け」
ということを実践しているわけです。
そして続けるためには、最初はハードルを下げて低いところから始めるというのがポイントですよね。
そんなわけで前置きがまた長くなりましたが、本題の第九章へ入ります。
第九章のマンガ部分概要
大手ハウジングメーカーの集客に見事に成功したWebマーケター瞳。
一段落した彼女ですが、また新たな案件に取り組んでいます。
今度はオリーブを使ったボディソープのマーケティングです。
またも大手のクライアントの案件で注目度も高く、マーケティングを担当する人物としてテレビのビジネスチャンネルに出演することになりました。
緊張して一瞬頭が真っ白になったりしながらも、なんとか2時間のテレビの取材を終える。
後日、ドキドキしながら自分の出演した番組の放送を見てみるのだが
なんと2時間の取材で放送されたのはたったの30秒。
そしてそのあとすぐに続いたシーンがライバル商品である、今とっても売れているオリーブ石鹸の特集だった。
気になった瞳がこの石鹸のブームを仕掛けた人物は誰なのか調べてみると、それは彼女が尊敬するWebディレクターの江口明日香であることがわかる。
彼女は瞳が社会人になる前のインターン時代にお世話になりとても影響を受けた人物。
瞳はいつか彼女にWebマーケターとして成長した自分を見てもらいたいと常々考えていたのだった。
テレビ放送後、クライアントから出演時間も短く商品のプロモーションがうまくいっていないことを叱責される。
江口はどうやってブームを作り出しているのか?
そのことを考察する瞳。
そしてヒントを得て彼女が思いついたのは、ニュースアプリやキュレーションサイトでインフィード広告を展開することだった。
つまりニュースやコンテンツに溶け込むような形の広告をしたのである。
結果、LINEニュースなど関連アプリからの流入などもあり、今回の案件も大成功を収めることになった。
やはり瞳は「転んでもタダでは起きない」女。
失敗したら必ず何かを手につかんで再び起き上がるのだった。
彼女は進みつづける。
いつか憧れのあの人に成長した自分で会うためにも。
(完)
本文の概要
Webマーケティング、大きくいえばネットマーケティングの進化とこれからについて述べています。
近年「デジタル広告」がとても盛んになってきていること
そして「スマホファースト」の時代に合わせて、スマホを対象とした広告が爆発的に増えていること
さらにAIがマーケティングにたくさん活用されはじめていることなどが解説されています。
デジタルが圧倒的な伸びを見せているのはたしかですが、筆者の考え方としてはテレビがネットに食われるのではなく、テレビを見て興味を持ちそれからネットを調べて商品にアクセスするという流れを指摘し、これからは4マス(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)+ネットという形で共存していくことになる。
またAIによって人間が必要なくなるのではという懸念にたいしては、AIはデータ分析や計算をしてくれるサポート的な役割を果たすのであって、人間とAIは十分に共存していけると主張しています。
とにかくもデジタル活用の大きな流れは今後もますますマーケティングにおいても重要なものとなっていき、テクノロジーの進化によって誰でもがデジタルマーケティングを武器に売上を最大化していくことができる時代であるということを強調して本書の結びとしています。
感想
マーケティングに関する本を初めて一冊読み終わりました。
自分が予想していたものとは違う印象の本でした。
マーケティングのやり方はこうして、ああしてっていう感じの内容を予想していたのですが、
本書ではマーケティングの中身というものにはほとんど触れられておらず、どちらかというとマーケターというのがどんな仕事をしているのか?
といったことがわかる本だったような気がします。
だから本書はマーケティングコンサルタントという職業の紹介本といった感じです。
マンガがあるのでマーケティングについてのイメージはつかみやすいのと、マンガのストーリーがおもしろいのでマーケティングに興味をもつ入り口としてはいいのかなと思いました。
しかしこれだけではマーケティングはまったくできるようにはならないので、つまり実践的ではないのでご注意を。
それとマーケティング用語にはアルファベット3文字の略語が非常に多くて、それが理解を遠ざけとっつきにくくしていると感じました。
LPOとかKPIとかKGIとかCVRとかアホみたいにたくさん出てきます。
DAIGOかて w
正直、それ日本語で言えば済むし、もっと簡単に表現できるはずだし、そのほうがわかりやすいよね
わざわざ略す必要ある?
って思うところもたくさんあってイラっとしました。
ネット活用の超入門書というわりには、その配慮があまり感じられないというのが正直な感想です。
だから人によっては読んでてストレスを感じる部分もあるかもしれないなあと思います。
ですからマーケティングに初学者の人にたいしてぼくのおすすめの読み方として紹介したいのは、略語が死ぬほど出てきて読みづらいのでそこはあまりこだわらずにさらっと読んで、ぜんたいを読み終わったときになんとなくイメージがつかめるくらいでいいということです。
なんだったらマンガの部分だけでも本書はいいのかなと思います。
マンガ部分だけでも十分Webマーケティングはどんな感じなのかというイメージはできますし、本文はとくに実践的なことが書いてあるわけでもないので、マンガの補足としては弱いし、読みやすくもないしという感じなので。
ですのでWebマーケティングという言葉が気になって、KindleUnlimitedに入ってる人は読み放題なのでマンガだけでも読んでみたらどうでしょうか。
ちょっと辛口になっちゃいましたが、
本書はいったいどんな内容だったの?
ということを最後に、二言くらいで表現してみたいと思います。
「マーケティングとは売上を上げる目的のためにする、ありとあらゆることの総称であり、近年ではデータを活用したデジタルマーケティングが売上の大部分を占めるくらい影響が大きくなっている」
「デジタルマーケティングには色々なやり方があって、それを理解して活用できるようになることがとても大事なことですよ」
といった感じになります。
もしよかったら読んでみてくださいね。
というわけでおつきあいいただきまして、ありがとうございました。
また明日からは違う書籍に挑戦していきたいと思っております。
それでは今日はこのへんで
また明日。