30代で転職を決断しログラスに飛び込んだ理由と、入社後10ヶ月で思うこと
”ログラスサマーnoteマラソン”とは
はじめに
皆様はじめまして。2023年11月入社の魚谷 卓司(うおたに たくじ)と申します。
1989年(平成元年)生まれの今年35歳、地元をこよなく愛する関西人です。
インサイドセールスとして、資料ダウンロードやお問い合わせのあったお客様にメール送付や架電を行い、取得したアポイントをフィールドセールスへトスアップする業務を担当しております。
この記事では、私が30代半ばで人生2回目の転職を決断し、スタートアップに一兵卒として飛び込んだ理由や入社後10ヶ月間で感じたこと等をありのままに綴っております。
特に下記のような方にご参考になりますと嬉しいです。
・転職したいが、中々踏み出せない方
・30代になり、今後のキャリアを悩んでいる方
・SaaS領域の転職に興味がある方
・経営管理/管理会計の領域に興味がある方
・ログラスがどのような雰囲気でどのようなチャレンジができるのか知りたい方
等
自己紹介
ログラスは現在で3社目です。
私は大学卒業後の2013年にトーステ株式会社というメーカーと商社機能を有する企業に営業職として入社し、食品や飲料、医薬品、化粧品等の製造業のお客様が製品を製造するための工場内の設備や装置を提案・提供していました。
2年10ヶ月務めた後、2016年1月に株式会社ヒューマネージへ転職しました。採用管理システムや適性検査、ストレスチェック、エンゲージメントサーベイ等を自社開発・提供する企業であり、異業種への転職でした。
新規営業を始めとして、既存営業やパートナーセールス、カスタマーサクセス、RPO、セミナー登壇等々、数多くの業務に携わり、課長職も経験しました。
転職の決断
前職には7年10ヶ月在籍し、さまざまな業務を兼任していました。新規営業としては、サービスシェアの拡大を見据え、成果を追い求めていました。スタートアップ企業が競合として台頭してくる中で、自社サービスの魅力を伝え、お客様の課題解決に寄与できるかを考え抜いた、やりがいに溢れる日々でした。
(ちなみにこの時の経験が、ITサービス領域のフィールドセールスとして生涯のキャリアを歩んでいきたいと強く思うようになったきっかけなので、前職に感謝しています。)
しかし、2023年に34歳になり、『このままでよいのか。自分は井の中の蛙ではないのか』という気持ちがふつふつと湧いてきたのです。
私は、自身がいかに成長できるか、スキルを高められるかという思いが行動のエンジンであり、モチベーションの源泉です。しかし、前職の経験が長くなったことで、「成熟したマーケットでの営業から外に飛び出して、新たな環境で成長していきたい」と考えるようになりました。
そこで人生2度目の転職を決断しましたが、やらぬ後悔よりもやる後悔という性格なので、決断してからの行動は早かったです。
転職活動を行うに際し、4つの軸を設けました。
①SaaSの新規営業
②フィールドセールス
③今後、マーケットシェアが拡大していくプロダクトを提案できること
④柔軟性高く新たなことに取り組む組織、環境下であること
4つの軸を設けた理由は以下です。
・これまでと同じく、お客様の声をもとにサービスを進化させ続けられるSaaS営業をしたい
・新規営業として、提案方法やサービスの伝え方によって、お客様に新たな価値を提供したい
(前職でさまざま兼任するなかで、最もやりがいを感じていたのが新規営業だったため)
・未開拓の領域でマーケットシェアを拡大させる経験をしたい
ログラスとの出会い
ログラスとの出会いは偶然でした。転職活動を始めたばかりの頃にスカウトメールをもらったのですが、ログラスという社名は3年近く前に当時のTwitter(現X)で見かけたことがある程度でした。
正直、10数年の社会人歴の中で管理会計という言葉すら知りませんでしたが、ログラスについて調べる中で、管理会計・経営管理という領域や、経営企画部の仕事についても知りました。最適な経営判断を行うために予実管理業務があることを理解すると同時に、とても興味深い領域だと思いました。
また、経営の中枢である予実管理業務を行うプロダクトを提供していくことでビジネスパーソンとして更に成長できそうだとも感じ、さらに興味が強くなりました。
余談ですが、ログラスの選考を受けようと思ったもう一つの理由にログラス社員のnoteがあります。数多くの記事を見るだけでログラスがどのような会社なのか雰囲気が伝わり、『自分もこの中で仕事をしたい』という思いが募っていきました。
そして、カジュアル面談を受けたあと、すぐに選考が進み、ログラス以外の企業には目もくれないまま、転職活動を終えました。
選考回数が多く、ヘビーだったのですが(詳細は他の方もnoteに記載されているため割愛します)、面談・面接を担当いただいた皆さんの印象が総じて良かったのが印象的でした。話をしっかりと聞いてもらっただけでなく、時にはこちら側の考えを引き出して言語化してもらったことは、これまでにない経験でした。
ログラスに入社を決めた理由
ログラスに入社を決めた理由をまとめると、まずドメイン・プロダクトに興味を持ち、実際に選考を受ける中での体験が良かったため、となります。
では、なぜインサイドセールスとして入社しているのか?について、記載します。
前述の通り、私はフィールドセールスとしてのキャリアを歩むことを決めていました。ログラスでも最後までフィールドセールスとして選考を受けていたのですが、オファー面談時にまずはドメインのキャッチアップ等から取り組んでほしいということでインサイドセールスとしてオファーを受けました。
当時は率直に言うと、フィールドセールス以外の職種での転職は考えておらず、ショックが大きかったです。
ただ、ログラスの選考体験を通して働くイメージができていたこと、いずれ他の職種でもチャンスがあること、自分自身がインサイドセールスを経験したことがなかったことなどもあり、迷うことはなくほぼ即答で『ログラスにいきます』と回答しました。
入社後に感じたことと、10ヶ月が経過して今思うこと
まず入社前の話です。
内定承諾後、ログラスの社内イベントに参加したのですが、活気に溢れており、『おっ、これがスタートアップかぁ!』と思ったと同時に、『このノリについていけるだろうか...もしかして自分は選択を間違えたのでは...』と不安な気持ちにもなりました。
前職と180度違う雰囲気だったため、呆気に取られたこともあったのですが、いざ入社してみるとそれは杞憂でした。
以下に入社して良かったと感じることについて綴ります。
・全員が事業や組織を自分事として捉え、本気で改善に取り組んでいること
全部署の人たちが今の事業、自分の担当業務をより良くし、アップデートしていくために何ができるかを本気で思考し続けています。
例えば、エンジニアとフィールドセールスの距離が近く、要望などをエンジニア側が積極的にキャッチアップし、それをプロダクトのアップデートに反映する行動の早さと柔軟性の高さに驚きました。
また、私が所属するインサイドセールスのチームは約15名ほどで構成されているのですが、入社以降私が担当する領域も複数回変わっています。
メンバーが考えていることや改善した方が良いと思う点はマネージャーとの1on1だけでなく、日々の会話の中で伝え、それが適時適切であると判断されれば反映されるというサイクルが高速で回っています。
(もちろん、ボトムアップだけでなくトップダウンの判断もあります)
私はここにギャップはまったくなく、転職活動の軸に据えていた点とも共通しており、『まさにこの環境だ』とヒリヒリ感を楽しんでいます。
なので裏を返すと、落ち着いた環境でじっくりと同じことに取り組んでいきたいと考える人にとっては、アンマッチになる可能性もあると思います。
・経営陣の考えや経営会議等の透明性の高さ
一般的には、経営陣の考えや経営会議の内容を現場の社員が知る機会はあまりないと思います。
しかし、ログラスは週に1度、経営陣から現状や今後についての方針が発表される機会がありますし、経営会議の議事録も誰でも閲覧することができます。また、Slackもオープンチャンネルになっているので、経営陣だけでなく、他部署の人たちの発信内容も自由にキャッチアップできます。これにより、社員の価値観が共通化しやすいと考えています。
・あらゆるものがドキュメント化され、オープンになっていること
前述と少し被る点もあるのですが、議事録や営業資料、スクリプトなど、あらゆるものがドキュメント化されています。また、誰でも閲覧できる状態にあるので、知りたい情報はツールを検索すれば何かしら見つかります。
そのため、誰かに聞くだけでなく、自主的にキャッチアップできる環境も整っています。
・想像の何倍もバリューが浸透していたこと
4つのバリューが至るところで飛び交っています。Slackはもちろん、ミーティングや普段の業務の中で『先ほどの件をFeed forwardすると...』『まさにLTV firstな取り組みですね』のように当たり前に発しており、衝撃を受けました。
定められたバリューが形骸化するどころか、トップから現場の社員まで根付き、浸透している環境はそう多くないと思います。全社員が意識することはもちろん、経営陣が作ってきた文化が表出しているのだと思います。
・管理会計の奥深さと難しさ
ドメイン未経験の私にとって、この難しさと奥深さが魅力であり、日々の学習でキャッチアップしながら業務で実践することに、大きなやりがいを感じます。
仕事が面白いかどうかという観点において、自社の事業領域に興味を持てるか、プロダクトを愛せるかという観点を重要だと考えています。私自身、この面白さを感じているがゆえにモチベーション高く取り組めているのだと思います。
一方で不安に感じた点についても綴ります。
半分笑い話ですが、想像以上にSlackで日々膨大な量のメッセージが飛び交い、スタンプも多用されており(今ではそれが当たり前になっているので何も思いませんが)、テキストでのテンションについていけるのか?と感じることはありました。率直に言うと、面食らったという表現の方が正しいかもしれません(笑)
また、私がインサイドセールスに入社した当初はオンボーディングがしっかりと設計されておらず、人生初のインサイドセールスに取り組む中で、不安や焦燥感を覚えていました。
今後ログラスが急拡大していく中で、さまざまなバックグラウンドの人たちが入社されることを見越し、丁寧なオンボーディング体制が必要だと考えています。
現在はこれらの課題に対し、オンボーディング設計やインサイドセールスのオペレーション、部門間の連携など、チーム全体で改善に取り組んでいます。より良くするためにどうすべきかを一人ひとりが自分事として捉え、意見を交わし合う中で強い組織へと変わってきていることを体感しています。
まとめ
少しでもログラスに興味をお持ちいただければという気持ちで綴りましたが、
それよりも今キャリアで悩んでいる方や次の一歩をどう踏み出せばよいかと日々感じている方に対して、何か感じていただければ嬉しいです。
転職が当たり前になりつつある世の中で、一度きりの人生でやりたいことがあるならば、失敗を恐れずにチャレンジしてみるのがよいのではないかと思います。
私は今、インサイドセールスを務めていますが、ゆくゆくはフィールドセールスに取り組んでいきたいと考えています。一つの職種に限定されず、常にチャンスのある環境なので、私自身も前向きにチャレンジできています。
長文になってしまいましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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