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ピーマンはなぜ嫌いなのか?

 どうもtakuhoです。
最近ホームページを作っているのですが、自分の思い通りに画面が表示されなかったり、動かなかったりとコーディングの大変さを久々に痛感しています。僕がこうして使わせていただているnoteも、そう言ったエンジニアの人の努力の上に成り立っていると思うと、便利さは苦労の上にあるということを改めて実感しました。

さて今日は、「ピーマン」というテーマで書いてみようと思います。

ピーマンが嫌いな割合

 2020年の調査によると、子供の嫌いな野菜ランキングにおいて、ピーマンは3位にランクインしていました。

子どもが嫌いな野菜は、1位「ゴーヤ」(35.5%)、2位「とうがらし」(32.7%)、3位「ピーマン」(27.6%)となりました。

「2020年度 野菜と家庭菜園に関する調査」を発表 - タキイ種苗

一方で、大人の嫌いな野菜ランキングは以下のようでした。


大人が嫌いな野菜 トップ10

 ゴーヤやとうがらし、春菊など子供のランキングで上位のものは大人のランキングにも含まれているのにも関わらず、なぜかピーマンだけは大人のランキングに含まれていません。
なぜこのような現象が起こるのか。

そこにはまさに"良薬口に苦し"な理由がありました。

ピーマンが嫌われる理由

 ピーマンが嫌われる最も多い理由は"独特の苦味"だそうです。
この"独特の苦味"が好まれない理由は、1つでできていないからなんです。基本的に"苦味"は味覚のみで感じる感覚です。そのため、味付けに気をつけることで基本的に苦味を消すことができます。しかし、ピーマンの苦味の原因は、味覚と嗅覚の2つ作用しています
味覚に作用するクエルシトリン(脂肪細胞の脂肪蓄積を抑制したり、血中の中性脂肪の上昇を抑制する効果や、血流を改善する効果などの健康効果のある物質)と嗅覚に作用するピラジンの一種が混ざり合うことで、ピーマンの苦味は完成します。

 そのため、ピーマンの苦味は味だけを変えても完全に消し去ることが難しく、感覚が鋭敏な子供たちはなかなか克服することが難しいと考えられています。

もちろん、手がないわけではありません。基本的にクエルシトリンは油に溶けやすい性質を持っているため、油で炒めた後、その油を一度拭き上げてから風味の強い味付けをすることで完全に匂いを消し去ることができると言われています。

ピーマンという先入観

 ただ、苦味の構成が少し他の苦味と違うという理由だけでピーマンが子供達から嫌われる野菜になるとは、僕はおもえません。そこで僕が考えた一番の原因は"先入観"です。
 「野菜の中でも稀に見るほどツヤツヤしく不自然なほどの緑、しかも嫌いだと言っている人が多いこの野菜は、きっと僕も私も嫌いであろう。」という安易な先入観が子供達の中に蔓延っているのではないかと僕は考えています。

 だからこそ、苦味を抑えられる簡単な方法があったとしてもあまり普及をしていなかったり、嫌いな子供たちがまだまだ多いのではないかと僕は考えています。

 ピーマンだから、と諦めの眼差しを向けるのではなく、ピーマンでも何か方法はないのだろうか、と日々原因を探し求めることは、大切なことなのではないでしょうか。
これは、いろんなことに言えることですが、〇〇だからと諦めるのは、簡単ですが安易です。あの人は天才だから、ピーマンは苦味を消すのが難しいから、どうせ僕はどうしようもない人間だから、と何かに言い訳をつけて逃げることは簡単ですが、それは自分の未来を閉ざします。

 自分の未来を自分で閉ざさない人、頑張って目指したいものです。難しい道だとは思うんですけどね笑

最後に

 いかがだったでしょうか、「ピーマン」。
一昨日の投稿で「ピーマンが嫌いな理由は?」というテーマで、全然違う内容を書いたところ、ピーマンほぼ関係ないじゃないか!!というクレームが来たので、今回はガチでピーマンについて書いてみました笑

これはこれで、需要があればいいんですが、どうでしょうか??笑

それではまた。

takuho


 

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