#わたしの本棚★ついつい模索舎(近所の書店)で買ってしまう本。
ダイナマイト・ファンキーこと檜木萌さんは「そのときの気分なんだけど、ついつい化粧品を物色して買っちゃうことがある」みたいなこと言ってて「使い切れないかも」と笑う。
その伝でいけば、ワタクシの場合は「ついつい本を買っちゃう」ことがあって「たぶん読みきれないかも」とヤケクソ笑い。
the積読。
ぐはは。
という投稿企画を見つけたので、自分への備忘録&戒め(→おい自分、まだ読んでない本がいっぱいあるぞ)も兼ねて、ほんの一部となりますが、最近の「積読」を記してみます。
冷戦史(上)-第二次世界大戦終結からキューバ危機まで
結局のところ、この手の「政治・経済」っぽい話が好きなんですね自分は。
まぁしょせんは人間社会の話だけど、でもほら「なんで今こうなっちゃってんの?」的なことってあるでしょ。
それを解き明かすというと大げさだが、その大元にある構造を探ってみようかと。
「なんで今こうなっちゃってんの?」→誰かと誰か(国家とか)がそうしたから→そのときなにをどう考えていたのか。
そのときの“人間の手触り”みたいなのを感じることできたらおもしろいかなと。
でね、この本のP.109に「アメリカの対日政策の転換」という章があって、いかにして日本は経済大国(工業国)になり得たのか。引用します。
「国内の共産主義者の勢力を拡大する恐れ」というところが、まさに“冷戦”っぽいですね。
当初の「経済統合構想の対象地域」は朝鮮半島、満州、中国北部を含めた広い範囲を対象としていたみたいなんだけど、中国が共産化し北朝鮮も建国されちゃったので、韓国、台湾、インドネシア半島という東南アジアで商売をすることに。
で、朝鮮戦争、ベトナム戦争の話に行くのだが、ここまで読んでから、散歩がてら本屋に行ってしまった。
買ってしまった。
戦争経済大国
おぉー、こりゃおもしろそうだ。
「平和憲法の陰でーはしがきに代えて」のP.6から引用します。この“文章”がワタクシの好奇心を直撃しまして、読んでみようかなと。
ね、なんか、おもしろそうでしょ。
直接特需、間接特需、米軍の兵站基地の見返り。
なるほどなー。
となると、戦争があれば、また特需があるか。
景気上昇だ。
レッツゴー資本主義。
と、ここまで読んでから、散歩がてら本屋に行ってしまった。
買ってしまった。
在日米軍基地-米軍と国連軍、「2つの顔」の80年史
どうも自分は、“朝鮮戦争”のことが書いてある本を読みたくなってしまっているようで、この本の第2章が「朝鮮戦争ー日米安保と国連軍地位協定」だ。
この本で知ったのだが、ここでいう「国連軍」って、な、な、なんだそりゃ(笑)。正規の国連軍とは違うみたいで、へー、と新発見。
・・・と、ほんの触りだけ読んでから、散歩がてら本屋に言ってしまった。
買ってしまった。
それも2冊。
天使はブルースを歌う―横浜アウトサイド・ストーリー
プロローグ「白い娼婦」で、メリーさんが出てくる。
パンパンと呼ばれる占領軍相手の娼婦。
若い戦争未亡人として、地方から横浜に出てくる。
もちろん“食べるため”なんですが。
とはいえ、当時は誰もが自分の食い扶持を得るのに汲々としていて、職など(←食などとも言えるか)はありはしない。
カネのために、ではどうするか。
なんか、いまの“トー横”もあんまり変わらんか。
・・・などなどを思いつつ。
もう一冊はこちら。
同じ著者です。
女たちのアンダーグラウンド―戦後横浜の光と闇
・・・と、きりがない日々です。
結局、どの本も最後まで読んでいません。
今回は「#うちの積読を紹介する」という投稿テーマに乗っかって、自分への備忘&戒め(←ものすごい量で積読続行中)も兼ねて“最近の自分の関心”=「#わたしの本棚」として記してみました。
最後までおつきあいくださいましてありがとうござます。
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