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生ごみは捨てずに再利用

我が家では、生ごみは捨てずに堆肥作りに再利用している。

きっかけは、庭で野菜作りを始めたことだ。

要らない生ごみで堆肥を作れば、野菜作りの肥料代と土代がかからないし、ごみも減らせる。いいことづくしだ。

私の生ごみ堆肥の作り方はシンプル。

  1. 蓋つき容器に生ごみを貯める

  2. 生ごみが貯まったら、庭に穴を掘って、生ごみをいれて土と混ぜて、乾いた土をかぶせて踏みつける

  3. 穴が埋まるまで1~2を繰り返す

  4. 穴が埋まったら、別の場所に穴を掘って1~3を繰り返す

  5. 半年経ったら堆肥として野菜を育てる土に混ぜて使う

生ごみを庭の土に埋めるだけで、特別な機材は買っていない。
数年前までは生ごみを捨てていたが、今となっては、堆肥作りに大活躍している。


生ごみつながりで、ごみについて調べた。

2022年、日本では2,275万トンの家庭ごみが出た。1人あたり1年で約181kgの家庭ごみを出したということだ(参照1)。 

家庭ごみのうち約40%が生ごみ(参照2)。
ということは、1人あたり1年で約72kgの生ごみを出したことになる。

ちなみに、生ごみを家庭ごみとして出した後の流れは、

ごみを出す

ごみ収集車で回収

焼却場で燃やして灰にする

灰を最終処分場に埋立て処分

となる。

生ごみは最終的に埋立て処分される。しかし、国土の狭い日本。埋立地には限りがあり、残りの容量は9,666万㎥、あと23.4年でいっぱいになってしまう(参照1)。

また、生ごみは重量の約80%が水分なので、焼却時に多量の化石燃料が必要になり、大量の二酸化炭素を排出している。

2022年のごみ処理に使われた税金は、年間2兆1,519億円(参照1)。 1人あたり1年で約17,222円の税金を支払ったことになる。


私は、偶然にも、野菜作りを始めたことがきっかけで、生ごみを捨てなくなった。

しかし、ごみについて知ると、ごみの埋立地・二酸化炭素排出問題、税金の有効活用のためにも、生ごみを捨てないことは重要なことに気づいた。

日本のみんなが生ごみを捨てなくなったら、1年で1人約72kgのごみを減らせて、日本全体で約900万トンのごみを減らせる。

簡単にできる生ごみ堆肥で再利用。みなさんも始めてみるのはどうだろうか。

参照:

  1. 一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和4年度)について(環境省、2024/3/28)

  2. 資料3 生ごみの分類と発生・処理状況 (環境省) 

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滝川千夏
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