成長期の子供の痛み、スポーツ障害
はじめに
スポーツを頑張っている子どもさんを持つ親御さんやご本人に是非見ていただきたい内容になっています。
後半に実際のエクササイズ動画もありますので、必要なエクササイズの1つとして参考にしてみて下さい。
成長期の子どもの痛みとは
成長期の子どもがスポーツを頑張っているとどこかが痛くなってくる。
これはよくあることで、一般的に【成長痛】などといったりもします。
子どもの骨には【成長軟骨】といって骨が成長する場所があります。
骨がまだ完全に出来上がっていないため、そこにつく筋肉による引っ張られるストレスなどにより痛みを感じやすくなります。
ですので、このような痛みは良くなったり悪くなったりを繰り返し長引くことも多いです。
ある程度成長して完全な骨になると痛みは治まってきます。
どうすればいいのか
成長して骨が出来上がればいいなら、それまで我慢すればいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、それも一つの方法です。笑
でも、ひどくなると疲労骨折などによる長期間の運動中止になる場合もありますので、理想的ではありません。
同じようにみんなに成長軟骨はあるのに、運動している人全員が痛いわけではないですよね?
中には練習をすごく頑張っていても痛みがない人もいます。
これにはその人の体の使い方の影響が関わってくるからなんです。
具体的な方法は
背骨の柔軟性を高めるエクササイズ➔clickしてやってみよう!
一般的には「ストレッチをしなさい」と言われます。
もちろんストレッチも大事です!が、ストレッチだけでは思うようには変わりません。
先ほどお伝えしたようにその人の体の使い方の影響もかなり関わってきますので体の使い方をうまくしていく必要があります。
それはどういうことかと言うと、右利きや左利きなど使いやすいと使いにくいがあるように、体も使いやすい筋肉と使いにくい筋肉があります。
痛みがある場合の多くは使いやすい筋肉を使い過ぎていることが影響しています。←ここ大事!!
なので、使いにくい筋肉もある程度使えるようにしていきながら動きのバリエーションを増やす必要があります。
これは自分の持っている使い方の癖でもあるので、すぐには使えるようにはならないかもしれませんが、反復して訓練することで新たな動きの習得や上手な体の使い方につながっていいきます。
自分の使い方の癖は自然には変わらないので、変えようとしなければカテゴリーが上がっていき運動強度が増えてきてもやっぱり使いやすい筋肉を使い過ぎてしまうので痛みが出やすく、それによりパフォーマンスも上がりにくくなってきます。
今後の長い競技人生を良い状態、良いパフォーマンスで結果を出していくためには大事なところです。
いくら小学生、中学生だからといっても体のケアはトレーニングと同じくらい大事です。
ガチガチに張っている筋肉、動きの硬い関節などはほぐしたり可動域を広げたりする必要があります。
ケア+トレーニングでケガ予防やパフォーマンスアップを目指し【自分史上最高のパフォーマンス】でどんどん活躍していきましょう!
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