他人の語る「自分の良さ」を、自分が認識できていない理由
他人の目にしか見えない「自分の良さ」は事実として存在します。しかし、それを理解はできても本気で受け止められていないケースがあると感じています。
他人の語る自分の良さを、そもそも自分が「知らない」は大した問題でありません。知ることさえできれば自分の認識はアップデートできるので、知るための対話を繰り返せばいいのですから。
ですが「重視していない」や「信じていない」だと、ちょっと丁寧に考えた方がいいかもと思っています。🤔
相手が認める自分の良さを「重視していない」状態だと、なんだったら「自分の本質を分かってくれていない」ぐらいの認識を相手に抱くこともあります。
でも、そもそも「価値」って相手との関係に生まれるので相対的と言えますよね。
自分一人だけで「価値」が確定するわけではない。相手にとっては意味があることで、そこを忘れると独りよがりになるのです。
相手が認める自分の良さを「信じていない」も起こることがあります。社交辞令やお世辞の一種と受け取るような感覚ですね。相手の言葉に本気を感じてないとも言えます。
しかし、もしかしたらコレは相手でなく自分の問題かもしれません。
自分自身が他人に対して、本気でそうは思っていないけどお世辞的に相手の価値を伝えるような姿勢を持っている状態だとイメージしてみてください。
すると、相手も同じように自分に対して向ける言葉がお世辞だと思うのかもしれませんよね。自分が相手に向けている姿勢が、そのまま相手が自分に向ける姿勢と思ってしまう。意外とこんな状況が起こってないでしょうか。
だから相手の言う自分の良さが信じられないときは、実は自分自身の相手に対する意識に目を向けた方が気づきにつながると思うのです。
「自分の良さ」、言い換えると「強み」とか「価値」とも表現できますが、コレは相手と自分との関係性に生まれていることが多いです。ならばその関係性がどんなモノから出来ているかを考えることが、「自分の良さ」を捉える一歩なのかなと感じています。
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