【少々見聞録~28ペエジ目~】
2年前、NGOがインドのスラムに作った学校を見学した話の続きである。
お客さんである私たち(この日はRUCHIの別プログラムに参加していたドイツ人とイタリア人の女性が一緒にスラムを見学していた)をもてなすために、クッキーやジュースを用意してくれていたが、それを見つめる子どもたちの様子から、それらの「クッキーやジュースが子どもたちにとってそこまで日常的なものではない感じ」がして、私たちは彼らの目の前でそれを食べたり飲んだりすることには抵抗があった。
彼らの授業の様子を見ていると、「計算・暗唱・語彙・お絵描き・書き取り」など様々な学びが行われていた。
私が教員をしていることをガイドが知っていたので、突如、何か子どもたちに教えてほしいと言われた。
そこで私は持っていた「東京オリンピックのタオル」を掲げて、「日本という国を知っているか」とか「日本の首都はどこか」とか「2020年に予定されている世界的イベントは何か」など英語で彼らにクイズを出してみた。それから、英語の語彙について考える時間には、英単語の先頭のアルファベットを隠して、イラストもヒントにしながら一緒に考えたりと、貴重な時間を過ごすことができた。
中でも「最も彼らの熱量があった活動」があったが、それは「教育の本質に関わるもの」で、「日本が抱える教育の課題にも関わってくる」と感じた。
今回は《インドのスラムの学校に通う子どもたちから受け取る学びの喜び》に関わる見聞録である。
#異文化理解 #SDGs #SDGsへの向き合い方 #インド #スラム
#貧困をなくそう #NoPoverty
#飢餓をゼロに #ZeroHunger
#質の高い教育をみんなに #QualityEducation
#国際ボランティアのNICE #ruchiindia
(以下にスライド2枚目以降のヒントや答えを紹介)
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