こんにちは。堀内猛志です。
前回のnoteでは『新卒入社した大手企業に16年勤め上げて課長目前だけどいまだに確固たる自信がない』というペルソナのためのキャリアストーリーを書きました。
▼キャリアパターン②:積み上げてきたのに自信がない太郎のストーリー
今回は、また少し違ったキャリアの悩みを持つ人をペルソナにして、キャリアストーリーを展開します。そして次回以降で、このペルソナが陥りやすい思考の解説と解決編について展開していこうと思います。
キャリアパターン③:居心地と惰性の間で悩む31歳「愛」のストーリー
愛のキャリアのポイント
いかがでしたでしょうか?労働集約型ビジネスを選んだ人が陥る、キャリア迷子のストーリーでした。
労働集約型ビジネスは、愛のように気合と根性に強みを持つ人材を採用し、徹底的にスキームとオペレーションにはめることで生産性の高い成果を出します。しかし、愛の会社のように、スキームとオペレーションを構築せずに、従業員のやる気に依存する企業も多いのです。そういう企業では入社早々に営業が辛くて退職する従業員も多いのですが、愛のように最初の壁を乗り切った人材にとっては、成果をあげやすく楽しくなってきます。商材も営業スタイルもシンプルな分、慣れると早いのです。
一方で、そのシンプルさゆえに飽きるのが早いのが難点です。特に頭の良い人材であれば早めに気づいて退職していくのですが、そういう人材を離さないために、企業はポジションメイクや異動で飽きさせないように努力します。ここまで読んでおわかりいただけるように、愛は思いっきり労働集約型ビジネスの典型例になってしまいました。
次回以降で解説しますが、愛と同じ状況にいて、同じ悩みを持つ人のキャリアのポイントは下記になります。
それでは次回以降、数回にわたって解説していきますのでお楽しみに!
愛のストーリーを読んで他人ごとではないと思った人は下記よりご連絡ください。
それでは今日も素敵な一日を!