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本を読まない人が本と向き合ったら
私は本を読みません。全くではありませんが、年に1冊も読みません。自慢をしているのではなく、ただ興味がないんです。
でも活字を読まないかと言われれば、それは違います。ニュース系やモバイル系など興味を持った記事はスマホでですが、よく読みます。
そんな本を読まない人が本と向き合うために、オンライン読書会に参加してきました。
私にとっての本とは
本は、筆者の経験や想像を元に書いていることが多いと思います。その本を読むことで、自身が通常得られない情報、あるいは得られるまでに相当の時間がかかる情報を短期間で習得できるツールだと思います。
なぜ本に興味がないのか
本は読破冊数ではなく、いかに中身を自分のものにできたかだと思います。極端に言うと「本を読んでも、ただ読んだ」だけで、「新たな知見や自分の考えに深みが変わらない」では意味がないと思います。
時間は作るものと言いますが、やりたいこと、家のことなどやらないといけないことがある中で、私が何に重きを使うかと考えた時、本はその選択肢に入らないのです。
オンライン読書会に参加してきました
参加したのはこれです。自由参加で、いわゆる定時外(無給)ですが、周りが参加していることもあり、以前から興味を持っていました。
事前準備は指定の本を用意するだけ
指定6冊の本の中から自由に1冊を選んで、読書会に参加します。
私が選んだ本はこれです。事前の読み込みは不要です。これが参加した一番のきっかけです。1ページも読まずに参加しました。
Amazonでは新品2,000円弱の価格で販売されていますが、フリマサイトで買いました。理由は簡単です。読み切れないと思ったので、新品を買おうとは思わなかったからです。半額以下で手に入れました。ちなみに指定6冊に該当していれば、図書館で借りた本でもOKですし、電子書籍でもOKです。
オンライン読書会では何をするの?
可能な限り、同じ書籍ではないこと、同じ会社の方以外であることをベースにしたグループに、いきなり分かれます。以降グループセッションを基本とします。
❶:読書会が終わった時にどうありたいか を自己紹介とともに話す
❷:パラパラと最初から最後まで読む
❸:作者になり代わって本を紹介する
❹:本についての問いかけ(質問)を考える
❺:❹を書き出す
❻:❹の問いかけ(質問)の回答を本から探す
❼:❻の問いかけ(質問)とその回答を添えて発表する
❽:今日得られたことを書き出す
本をじっくり読む訳ではない
「本を読む」と言うより「本を使う」の方が表現は正しいかもしれません。そして、問いかけ(質問)を通して考えを深めることに重きを置いているように感じました。オンライン読書会が終わった後に、その本を読んでみてもいいのかも…と思いました。
本は読むのではなく、ナレッジを検索するツール
参加後思ったのです。本は読むもの。読み込んで暗記するもの。と思い込んでいました。が、それは誤りであることに気付きました。本は悩んだり迷ったりした際に、該当の記載箇所を見返して改めてインプットするものだと思います。つまり、ナレッジを検索するのです。
オンライン読書会は、本を真正面から向き合わせてくれる
オンライン読書会は2時間と短時間でも、自分の考えをアウトプットする(声に出す)ことができます。作者が何を言いたかった、伝えたかったのかを改めて意識することができます。一人で読むよりも深みが増し、本を真正面から向き合わせてくれます。
次回も参加します
時間の都合がつけば(本の用意もありますが)参加してみようと思います。だって、参加のハードルが低いですから。
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