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東京都知事は都債増発でも何でもできる。しかし・・・

7月5日に投開票される東京都知事選では、都政のあり方をめぐり論戦が繰り広げられている。その中で、東京都の借金である都債も1つの焦点となっている。

東京都は、2020年度に入って1兆円を超える予算を増額して、コロナ対策のために支出できるようにした。ただ、その財源を工面するために、東京都が積み立てていた財政調整基金を取り崩して捻出し、その残高は約9350億円から493億円まで大幅に減少した。

今後、2020年度の税収が予算の見込みより減少すれば、都債の追加発行は不可避となる。

そんな財政状況で、東京都知事はさらなる借金が容易にできるのか。

東京都知事は、決断すれば、他の自治体より容易に都債は増発できる。ただ、その満期は大半が10年以下で、借換はほぼしない。

すると、満期時には何が・・・


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