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*本稿は2023年11月投稿の拙稿「よみがえる情景」(有料記事)と一部内容が重複します。ご了承ください。 国特別史跡「一乗谷朝倉氏遺跡」は室町時代に103年間にわたって栄華繁栄を極めた戦国大名、朝倉氏の城下町跡です。 発掘により当時の遺構がそっくりそのままの姿を現したことで、「日本のポンペイ」とも称されています。 今回は、ボランティアガイドさんのお話や観光パンフレットにも出てこない「あなただけにそっと紹介したい知られざる遺構(石垣)」です。 上掲の3枚は、朝倉
前回の「知られざる遺構 ~1~」で、義景館跡を取り囲む土塁には垂直の石垣が張めぐされていた可能性が高いことを記しました。 朝倉時代の石垣は湯殿跡庭園の空堀の石垣に見られるように、「垂直」に築かれているのが特徴だと言われています。 今回もその石垣についての話題です。 実は2012年12月上旬のことです。義景の妻の屋敷跡だった諏訪館跡の北側(谷川沿い)のほぼ垂直に近い急斜面にも、石垣が一部露出していることを私は発見しました。 私にとっては一大スクープ(?)でした👇
花の満開は文句なしに美しいですが、今まさに咲き出そうとしている瞬間が私はもっと好きです。 なぜならそこに、生きるエネルギー、活力を感じるからです。 思わず、「がんばれよ!」と声をかけてしまいます。 「命尊し」 小さな命にも心を寄せたいと思います。 以上6枚、一乗谷朝倉氏遺跡(福井県)で撮った蕾の画像をご覧いただきありがとうございました。