【できないときはできないでいい】
〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔でいてほしい〜
それが私の願いです。
現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。
私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。
今日はとても暑い一日でした(汗)
朝晩は割と涼しいのですが、日中は本当に暑い日も多いので熱中症など体調管理にはお気をつけくださいね。
今日は私の現場でのことから書いてみたいと思います。
日々の現場にいる中で利用者さんから声をかけられる場面は多くあり、その大半はゆっくり話を聞いてほしいことであることが多いです。
けれど状況によってはゆっくり話を聞きたい気持ちがあっても難しい時もあります。
介護のお仕事を始めた当初、私はこの部分でとても悩んでいました。
利用者さんから声をかけられたらすぐに対応をしないといけない、することができなければダメなんだと思い、周りが明らかに忙しい状況だと分かっていてもゆっくり話を聞くことをしていました。
勿論利用者さんから声をかけられてすぐに対応することは大切です。でも状況を見た時にすぐの対応が難しいと思った場合、
「今の状況で一番に優先すべきことは何か?」
という視点で全体をみてみてください。
例えば食事の時間であれば、利用者さんみんなが安全に食事ができることが最優先事項です。詰まったり、急に体調が変わることもあります。そこに気づくためには利用者さん全員をしっかり観察しておくことが重要になります。
優先事項を把握した上で対象の利用者さんにその旨を説明し、落ち着いてから必ず対応することを伝える。そして優先事項が落ち着いたら必ず対応する。これで大丈夫だと思うのです。
状況によっては当然すぐの対応が難しい場合もあります。
でもそれによって利用者さんを蔑ろにする訳ではありません。
ちゃんと時間が遅くなっても対応をすれば大丈夫なのです。
優先順位を考えて物事をみるということも参考になれば幸いです。
【今日のワンポイントレッスン】
・優先順位を意識する
良い週末をお過ごしくださいね♪
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