高齢者の方の後ろ向きな発言の裏に隠されている思いを考えてみる
いつも在宅や施設での介護に関わっていらっしゃるご家族やスタッフの皆さま、こんばんは。
いつも親御さんやご利用者さんを支えてくださって、ありがとうございます。
介護に関わっていらっしゃる全ての方が笑顔で生きやすくなることを願っていますTAKEMIです。
今日も朝からとても良いお天気で、日中は暑いくらいでした。日中ランニングをしましたが、走る時間帯を間違えました(汗)
けれど、汗をかくとやはり気持ちはいいものです。
皆さまも運動をされる際には、涼しい時間帯や水分補給をしっかりとされてくださいね。
では、今日の本題へいきます。
今日は、親御さんや施設でのご利用者さん、高齢者の方の後ろ向きな発言の裏に隠れている思いを知ろうということについて書いていきます。
日々の現場に関わらせていただくなかで、時折ご利用者さんの後ろ向きな発言を耳にすることがあります。
「もう〝やま″にいった方がええ…」
介護のお仕事を始めた当初、自分はこの意味がよく分からずにいました。何のことを言っているんだろうと。
これは、自分はもういない方がよい、つまりは死(言葉が強くてすみません)を連想させるような意味合いです。
ご本人ではないので、深いところの思いは勿論ご本人にしかわかり得ません。
けれど、私はこの発言の裏側には色んな思いが隠されていると思っています。
寂しさであったり、やるせなさであったり、できないことも多くなってきたりすると自分が必要なくなっているのではないかという思いにもとらわれるのではないでしょうか。
こうした発言を耳にするとどんな言葉をかけるとよいのかなと迷ってしまいますが、側にいるだけでもよいのかなと思います。特に言葉をかけなくとも側にいたり、相手が話し始めれば話を聞いたり、軽く手を握ったりするのもよいかもしれません。
普段の生活の中では、できる範囲で色んな物事を一緒にやってもらったり手伝いをお願いしたり、役割を担ってもらうこと。
そこで自分が必要とされているということを実感してもらうことで、生きる活力へも繋がるのかなと思っています。
そして人により身体状況は様々です。
介護度が重い状況だと何かを行動することは難しいかもしれません。けれど、その方がいらっしゃることで元気や勇気をもらえたり、笑顔になれたりする人もいらっしゃるはずです。
だから、全ての人が必要なのです。
途中少し話が逸れたかもしれないですが、
今日お伝えしたかったことは、発言の裏側に隠されている思いを考えてみようということです。
是非、意識されてみてくださいね。
◆今日のポイント
・発言の裏側に隠されている思いを考えてみること
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