【一部分だけでなく、全体を通して考えてみる】
〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔になってほしい〜
それが私の願いです。
現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。
私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。
では早速、今日のお話へ入っていきます。
私自身も現場の中でよく頭を抱えてしまうのが、利用者さんの食事の摂取量について。
在宅や施設勤務という括りに関わらず、介護をしていく上で食事の摂取については気になる一つではあると思います。
できれば朝昼晩の三食、しっかりと食べてもらいたいというのが介護者の側の思いだと思います。
特に夏の暑い時期なんかですと、食べないとバテてしまったり脱水の心配もあります。
それでも、どうしても食事が進まない時もあります。実際私の現場でも難しい方がいらっしゃいます。機嫌よく食べていたなと思ったら急に進まなくなったり。
その場合には食事の時間をずらしたりご本人の好きなものを提供したり、眠気があるようであれば一度休んでもらってから提供をしたり。
それでも無理な場合には、次のような捉え方もひとつかなと思います。
【一日のトータルでの摂取量をみてみること】
例えば、夕食がなかなか進まない場合があったとしましょう。
朝と昼の摂取状況を確認してみて、そこの二食でしっかりととれていれば夕食は無理をしない。水分補給のみにするなど。
進まないときに無理をしようとすると、親御さん(ご利用者さん)、介護者双方にとってストレスにもなってしまいます。食べる方にとっては、誤嚥につながるリスクもあります。
以前の私は全てを食べていただけないことは介護士としてはダメだと思っていて、食べさせられることは当たり前。それが介護のプロとしての姿だと思っている部分がありました。
今考えると、目の前の方ではなく自分にしか意識が向いていなかったなと反省です。
目の前の方のことを思うのあれば、無理をしないことがよいこともあるのです。
少し話が逸れてしまいましたが、ひとつの視点としてこうした対応方法もあるんだということを知っておいていただけるとストレスの軽減にはつながるかなと思います。
介護に関わる上での1つの参考としてみてください。
【今日のポイント】
・全体をみてみること
介護に対して楽な気持ちで向き合うために、誰かに話してみることもひとつです。私とお話をしてみませんか?
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