【言葉や行動の裏に潜んでいるもの〜客観的な視点をもつ】
〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔でいてほしい〜
それが私の願いです。
現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。
私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。
今夜は満月のようですね。
お天気が良ければ、外に出て月を見上げてみるのもよいかもしれませんね。
では早速、今日のお話へ入っていきます。
今日は、事実だけでなく背景にある思いも感じてみること。客観的な視点を持つことの必要性について書いてみます。
日々介護現場で利用者さんと関わっている中でも色んな性格の方がいらっしゃいます。穏やかな方もいらっしゃれば勝ち気な方、口調が強かったり他の方の介助に入っていたり関わっていると不機嫌になられる方もいらっしゃいます。
勿論介助に入っていることについては、その人にとって介助が必要な明確な理由があります。なのでそこまで不機嫌にならなくともと思うわけなのですが。
このケースの場合、事実だけをみれば不機嫌になることでちょっと大変だなと感じる場面があるということ。
けれど視点を変えてみて、何でその言動をするのだろうと考えてみる。
もしかしたらその背景には、寂しさがあるのかもしれない。自分をもっとみてほしいと思っているのかもしれない。
事実だけをみるのではなく、一歩引いて客観的にその事をみてみる。
そうすると冷静にもみることができ、隠れた思いに気づくことができます。
介護をしていく上で物事を客観的にみていくことはとても大事なことです。
私自身も気をつけていきたいと思います。
【今日のワンポイントレッスン】
・客観的な視点をもつこと
今日も読んでくださって、ありがとうございます。