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〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔でいてほしい〜

それが私の願いです。

現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。

私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。

今日は二十四節気のひとつである、啓蟄ですね。

では早速、今日のお話へ入っていきます。

今日は、客観的な視点をもつことの必要性について書いてみます。

介護をしていく中で親御さんや利用者さんから色んな訴えがあるけれど、本当の思いがどこにあるのかわからないという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

長く介護をしていく中で傾向が分かってきたり、訴えどおりのことで解決する場合もあります。

けれど認知症の方の場合は自分の思いを相手にうまく伝えられないということがあるため(100%ではありません)、本当の思いは発する言葉とは違ったりすることもあります。

私の経験のことから一つ。

入所者さんの一人で夕食が終わると、2階に上がるとしきりに話される方がいらっしゃいました。そこは平屋建てで2階はなくて一階のみです。

最初は何故そんなことを言うのか分からなかったのですが、あるとき思ったのが、

2階に上がりたい
   ↓
眠たいからベッドに横になりたい

ということなのかなと思い聞いてみたらその通りでした。

これは一例ですが、他にも色々なことを考えてみること。

動きが落ち着かないときも

・お通じの状況はどうか
・食事量はどうか
・体調面はよい?
・睡眠はしっかりとれているか
・排泄の間隔はどうか

自身の本当の思いを行動としてサインを出してくれていることは多いです。

目の前の言葉や行動からだけでなく、色んな角度からのアプローチで考えていくこともその方の本当の思いに気づく上で大切なことです。

【今日のワンポイントレッスン】
・色んな角度からアプローチしていく

よい週末をお過ごしくださいね♪

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