【認知症のご本人とそのご家族が抱える葛藤】
皆さま、おはようございます。
いつも私の記事を読みにきてくださり、ありがとうございます。
現役の介護士として働きながら、セラピストでもあるTAKEMIです。
読んでくださる皆様がいらっしゃることが、大きな力となっています。
10月もあっという間に半ばへ差し掛かりました。
日も短くなり、寒さも増してきますね。
体調へはお気をつけくださいね。
それでは、今日のお話へ入っていきましょう。
今日は、認知症の方ご本人とそのご家族が抱える葛藤について考えてみたいと思います。
日々の現場でご利用者さんをみていると、一年前と随分状態が変わっているなと思うことがよくあります。
一年前には出来ていたことが難しくなってきたり、身体の機能の衰えもみえてきたり、そのような状況を間近で目にすると関わっている立場としてもとても切ない気持ちになります。
スタッフの立場である私たちがそのように感じるので、ご家族は実の親である訳なので親御さんが徐々に理解が困難な状況になったり衰えていく姿を目の当たりにするのはものすごい葛藤なのだろと思います。
またこの葛藤は認知症になっていらっしゃるご本人も感じておられることなのだと思います。認知症の初期の頃は徐々に理解ができなくなってきていることをご本人が自覚されていることも多いです。
少しずつ自分のことがわからなくなっていくことを自覚していくことは、これも言葉では表せないくらいの大きな葛藤があると思います。
ご本人もそしてご家族も双方が最終的には認知症であるということを受け入れなければいけないのですが、そこに至るまでも簡単なことではないと思います。
受け入れられるまでの期間であったり、そして介護に関わる時間を周りで支えていくことは必要です。そのために色んな介護サービスや各相談期間、私たちのような介護スタッフもいます。
ご家族だけで抱え込まずに、周りのサポートをうまく活用してほしいと思います。
今日もそれぞれの場所でがんばっていらっしゃる皆様を応援しています。
ご無理をなさいませんように。
【今日のポイント】
・認知症のご本人とそのご家族が抱える葛藤について
【セッションによるサポート】
・私自身もサポートのひとつとしてセッションによるお悩み相談も受け付けています。