【教科書通りにはいかない認知症介護】
〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔になってほしい〜
それが私の願いです。
現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。
私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。
今日は久しぶりに晴れ間のみえた一日でした。
陽射しは暑かったですが、風は心地よく秋の気配も感じられるそんな一日でした。
では早速、今日のお話へ入っていきます。
今日は認知症の方を介護することについてのお話。
認知症は特徴のひとつとして短期記憶が残らないということがあります。だから同じことを何度も繰り返し聞いたりされます。その他にも、ご本人にはきちんと理由があるのですが一見すると理解し難い行動をとられる場合もあります。
認知症介護をしていく中で、
・否定をしない
・相手の気持ちに共感する
・相手のことを肯定する
・相手に寄り添う
・優しい対応をする
介護の本などを読むとこうしたことが書かれてあります。
これらのことは認知症介護をしていく上で軸となる部分であり、大切なことです。常にこの対応ができればベストです。
けれど、実際の在宅や施設などの介護現場ではこの通りにできないこともあります。介護者も人ですから優しくできない時もあるでしょうし、イライラしてしまう時だってあります。
綺麗事だけではやっていけないドロドロした部分もあります。
だから介護者の方には、そんな時があったとしても自分を責めないでほしいです。
まずは自分自身の素直な気持ちを否定しないで、そんな時もあるよねと受け入れてみる。視点を変えてみると気持ちが波立つということは、それだけ目の前の方のことを真剣に考えているからこそ。
どうでもよかったら、イライラしたりすることもないはず。そう思いませんか。
優しくできなかったから、否定をしてしまったから…だからといってそれであなたがダメだという訳ではありません。
一旦自分の気持ちを受け止めて、じゃあ次はきちんとできるようにしようと切り替えていけばよいのです。
教科書通りにはいかない認知症介護、今日のお話が少しでも参考になれば幸いです。
【今日のポイント】
・認知症介護に於いての気持ちの持ちかた
日々の介護の中で悩んでいらっしゃることなど、私とお話をしてみませんか。誰かに話すだけでも整理ができたり、心が軽くなることもあります。
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少し雲が多めですが、今日の空です。
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