あんぱんが好きだ!⑥
【あんぱんについて】
あんぱんが好きで、
「あんぱん」について書いているわけですが、
私があんぱんを食べるときの大きな要素として
①「塩」の加減
②「粒あん」か「こしあん」か
③「生地」の質感
この3つが大きなポイントです。
他には、「見た目」「食べたときの香り」「意外性」・・・etc
がありますが、その土地ならではの食材、作り手の思いなども含めて、
上記①~③の3つの要素を中心にシンプルに紹介できたらと思っています。
もし、読んで頂いている方のオススメの「あんぱん」などありましたら、
コメントで教えて頂けたらうれしいです。
記事紹介の写真に今まで「あんぱんが好きだ!」と白文字でテキストを入れていましたが、あんぱんの真上に文字を上塗りしてしまうのは、あんぱんに「失礼ではないか!?」と自問自答した結果、写真はそのまま載せることと致しました。その方があんぱん好き、餡好きの方には伝わるかなとも思いまして(笑)。
【木村屋總本店 酒種 けし(あんぱん) 】
とうとうやってきました!!
明治2年創業の言わずと知れたあんぱん発祥の「銀座 木村屋總本店」。
今回紹介するのは、その中で「酒種 けし」というあんぱん。
北海道産の小豆を使用した「こし餡」のほどよい甘さと伝統の酒種生地。けしの実をトッピングした独特の食感。明治7年発売
丁度良い塩加減のこしあん。
このこしあんがもう絶妙に美味い!!
これこそ元祖という感じです。とにかく、ここから全国に様々なあんぱんが派生していったのだなぁ~と感慨深くなる風味です。
生地に関しては、実は買ってから1~2日経って食べたので、少しパサつきがあったように感じました(これは後日、購入後すぐに食して再度確認が必要と思われます)。
欧米でパン生地づくりに酵母として使うイースト菌が当時の日本で希少だったこともあり、木村屋では酒種で生地を発酵させた。そして今でも酒種酵母を使いあんぱん作りをしています。
この酒種酵母のパン生地については、いくつかのあんぱんの種類があることからもう少し味わってみなくてはならないと思いました。