コンディショニングが全てだ!!!!!
どうも、コンディショニングが全てだと思っている近藤です。
スポーツの世界には、重要な競技会に向けて最高の能力を発揮できるように自身の身体的・精神的状態を整えるための「コンディショニング」という技術があります。
意外とビジネスの世界ではあまり浸透していないのか、上手に身体と精神を整えられている方とそうではない方で仕事の成果に大きなギャップがあるなと感じます。
そこでこの記事では、ハイパフォーマンスを求められる今日のビジネス環境において、圧倒的な成果を出すために最重要な「コンディショニング」について書いていきます。
また、この記事を書くきっかけの一つはAcompanyのValueである「Be Cool. Be Hacker.」です。
「Be Cool.」は、自己を大切にしつつ他者を尊重する姿勢であり、「Be Hacker.」は課題を合理的にハックして解く姿勢です。
この2つの価値観の背後には、自分の状態を自分で管理できるのって大前提だよね。という発想が埋め込まれており、今回の記事はそこを解剖してみようという試みでもあります。
なぜコンディショニングが全てなのか?
勝負の舞台に立つための前提条件であるため
勝負に勝つには、最高のパフォーマンスが必要です。
勝負相手が弱ければ平凡なパフォーマンスでも勝つことはできるかもしれませんが、強力な相手であれば寝不足などコンディションが悪い状態で勝てるはずがありません。準備ができてないのは勝負の前ですでに負けていることになります。
そのため、自分がコントロールできる範囲は、完全に準備しておくのが勝負の前提条件です。
事前のコンディショニングによって活動エネルギーが充填され、勝負の場で持てる実力を最大限発揮することができます。
活動エネルギーが生産活動の源泉であるため
活動エネルギーはあらゆる生産活動の源泉です。
エネルギーが満ちていれば他者に配慮する余裕が生まれ、他者を尊重できる「Be Cool.」な姿勢に繋がります。
チームプレイが円滑になり、生産性が大きく向上します。
逆に、余裕がなければ配慮などできず、自分のことで手一杯で連携が難しくなります。
また、エネルギーが満ちていれば魅力的な課題をハックして解決する「Be Hacker.」な姿勢につながります。
まだ誰も解いたことのない魅力的な課題解決は、ゼロベースで考える必要があり非常に多くの活動エネルギーを必要とします。
特にAcompanyのようなスタートアップは、新しい市場に挑戦して誰も解いたことがない課題を解こうとするからこそ価値があり、お金が集まります。
課題解決のはずみ車を回せるため
一度解いた課題は、次はもっと低いエネルギー消費で解決できます。
まるで数学の定理の如く再利用ができます。
新しい課題にぶつかった時、よく分解してみると以前の定理を用いて解ける部分が見つかることがあります。
そうすると、定理が使える自分は低い消費エネルギーで新しい課題を解決することができ、この解決方法は新しい定理として再利用可能になります。
そうして課題解決のはずみ車を回すことで、まだ誰も解いたことがない困難な課題は、自分視点では簡単に解けるようになります。
例えばエンジニア視点だと、新しいプログラミング言語を習得する際、今まで一度も触れたことがない人にとっては恐ろしい呪文のように見えることでしょう。
しかし、既に習得済みの人にとっては共通部分と非共通部分に分解できるので、比較的簡単に習得できます。
更に、はずみ車は回ります。
新しい定理を身につけると、今までとは違う解き方を思いつきます。
他の人では絶対に思いつかないことを自分だけが思いつく。
こういうものが勝負の場で圧倒的な優位性を持ちます。
YC(Y Combinator)の応募時にも問われる、自分だけが知っている意外な事実となり、実際のビジネスで使える競争優位性に繋がります。
コンディショニングって結局何をするのか?
大仰なことを言っていますが、普通のことを普通にやるだけです。
が、意外とこんな普通のことができないのが面白いところで、本当にちゃんとできている人はあんまりいません。故に勝敗の要因になり得ます。
以下に具体的に記載します。
最高の睡眠をする
自分が快適だと思える温度・湿度・照度・静粛さを満たす環境で寝ましょう。
暑くも寒くもなく、乾燥もジメジメもしていなく、眩しくなく、うるさくない状態を目指しましょう。出張先でも可能な限り寝る前に環境を整えましょう。
また、自分に適した寝具を見つけましょう。
高価なものである必要性はありませんが、寝るたびに腰が痛くなるようなものはNGです。
色々な寝具を試して合ったものを見つけられたら、それは人生における財産になります。
また、可能ならアラームなしで起きられるようにしましょう。
早朝すぎる場合はしょうがないですが、平日の朝、自然と目が覚めることの快適さを覚えてしまうと、アラームで起きていた日々が悪夢に思えてきます。
次に、悪い睡眠状態の兆候についても記載します。
食後でもないのに日中に眠くなってくる場合、確実に睡眠不足です。
あなたが昼間にうとうと寝ている間に、競合は前に進んでしまいます(⚠️:意図的な休息としての昼寝は問題なしです!)
もし、あなたが意思決定者なら、眠い日に意思決定しないでください。
眠い脳みそで最高の意思決定はできません。
あなたの脳みその状態の影響範囲にいる人は何人いますか?
彼ら彼女らの仕事を無意味なものにしないよう、最高の脳みその状態を作っておきましょう。
メンタルコントールの術を身につける
ジャーナリングなどによって自分の内部で抱えてしまっているモヤモヤや考えを外に出す習慣をつけましょう。
人間の脳みそはメモリ領域があんまり多くないので、どんどん外に出しましょう。
大抵3つ以上関心事があるとモヤモヤとして認識されてしまい、正しく現状を理解できません。
私の場合は、毎朝仕事前にジャーナリングを実施しています。
具体的には、通信機器がない環境で手書きのノートとペンだけを使って、バーっと頭に思い浮かんだものを書き殴ります。
誰に見せるわけでもないので、体裁は何も気にせず思うままに書きます。
文の論理構造も意識せず、乱雑に書きます。
書き出してみると、なんだこんなものか。と客観視できますし、仕事のアイディアもここで生み出されることが多いです。
次に、原始的ですが朝一に日光を浴びましょう。
人間も動物なので、在宅ワークでずーっと家に篭っているとなんだか暗い気持ちになってきます。外に出ましょう。
科学的には日光を浴びるとセロトニンが分泌されるからだそうです。
無料で空から降ってくるなら浴びておきましょう。
ちょっと文章を書くのに疲れてきたので(皆さんも読むのに疲れてきたと思うので)太陽の写真を貼ってセロトニンを分泌させます。
軽い運動習慣を身につける
なんでもいいので、体を動かして動物的な本能を満たしましょう。
オフィスや自宅でずーっと座って仕事をしているのは自然に反しています。
運動不足は慢性的にストレスを抱える原因になります。
激しい運動である必要はないので、自分が続けやすい運動をしましょう。
私の場合はミーティングとミーティングの合間に軽くスクワットやジャンピングジャックをしています。
下半身と全身の運動量を確保するためです。
また、晴れの日は外に出て散歩をしています。日光も浴びることができます。
気分が乗ったら、プールに行ってバタフライで泳いでいます。
まとめ
以上、コンディショニングが全てである理由と具体的な方法を書いてみました。内容を以下にまとめます。
コンディショニングは最高の能力を発揮できるようにする技術
勝負の舞台に立つための前提条件である
生産活動には活動エネルギーが必要
コンディショニングによって活動エネルギーが充填される
活動エネルギーがあれば課題解決のはずみ車を回すことができる
コンディショニングの具体的な方法
最高の睡眠をすることで、最高の意思決定に繋げる。
メンタルコントロールの術を身につけることで、現状を正しく理解する。
軽い運動習慣を身につけることで、ストレスを軽減する
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