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ミュージカル『薄桜鬼』を観ました。
-初めに-
※毎度ですけど、興が乗り過ぎて書き過ぎました。
原作は「女性向け」ですが、当記事は「全人類向け」。
どんな話題が来ても大丈夫な方はお進みください。
幼少時の初恋の相手は白馬に乗った…。
江戸幕府第八代征夷大将軍・徳川吉宗公。
\デデデーン!デーンデーンデーン デーーーン!!/
\どなたか北島三郎氏の『男道』好きな方いらっしゃいませんか〜!?/
※祖父の影響で再放送見てました。
※松方弘樹氏も初恋候補でした。
私です。皆様、こんにちは。
最初に言います。
これを書いている人間、70%ぐらい『アニメオタク』の血が流れています。
しかし『乙女ゲーム』を人生で一度もプレイしたことがない人間です。
いや〜実は乙女ゲーム……苦手なんですよね。
普段、所謂男性向けの作品をよく見ると言いますか…。
『女性向け』とされると、威嚇してしまいます。
\ウルルル…/
いや…日常生活で急に壁ドンとかされたらビックリしません?
多分、壁ドンされても「貴様の間合い見切った!!」とか言いながら顎に掌底叩き込んじゃうと思うんです。うん。
(一度、ちこくちこくシュチュエーションでやらかした経験者は語る)
(ぶつかりそうになった相手のですね、鳩尾に正拳突きを…)
ただし、キュンとする素敵な恋バナは大歓迎です✨👍
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『薄桜鬼』…つい最近まで「あ〜なんか、新選組とイチャつくゲームだっけ?」という認識でおりました。
むしろ、『薄桜鬼=超人気ベテラン声優・杉田智和氏が作中のヒロイン・雪村千鶴(の中の声優さん)にゾッコンだ。(ゾッコン過ぎて別ゲームで変な方向に愛が傾いた)(刀男子逃げて超逃げて案件)』というエピソードの方が自分にとって馴染みあるなぁと言う感じです。
そんな、どこから手を付けていいかも分からない、自分にとって未知のジャンルのゲームが原作のミュージカルを拝見しました。
人生、本当に何が起こるか分からない。
まぁ…舞台方面では安心と信頼の西田大輔氏の演出なので、ベタベタな恋愛物語にはしないだろうと、バチバチに殺陣してくれるだろうと。
実は去年、『薄桜鬼 真改 相馬主計 篇』観劇しに行きました。
※初期舞台演出担当の毛利亘宏氏…毛利氏は今回お待ちを…!社中さんの情報楽しみにしてます…!!
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うん。
全体の70%ぐらいは、いつものヤンチャっぷり全開の殺陣でした。\ワーイ!!/
残りは史実と恋愛要素と言ったところです。
ほとんど歴史追いかけてる感じでしたね。
舞台の全体的な感想を分かりやすく伝えるとするならば、
『サン○オのファンシーな包紙開けたらSEKIR○出てきちゃった』
と言えば通じるかな…。
…あっ『GH○ST ○F TSUSHIMA』の方が良かったかも…。(そうじゃない)
※超個人的な意見です。
原作が『乙女ゲーム』だからと言って、変に構えなくていいと思います。
史実の新選組の歴史(wikiぐらいの内容)を一通り目を通していた方が楽しめるかな?と思います。
少女漫画とか、それこそ恋愛要素若干強めの『る〇うに剣○』を観に行くぐらいの気持ちで観にいくといいかもしれません。
(沖田君が牙突してたようなしてなかったような…)
あと、???「僕、CV:桑〇法子さんの千鶴じゃないとダメなんです!!」みたいな拗らせ系過激派オタクでない限りは楽しめるんじゃないかなと思います。
ミュージカルって(キラキラ方面の)『華やか』というイメージが多いと思うんですけど、このミュージカルに関しては違いましたね。
ミュージカルだけどアツい。
魂が滾る方面でアツい。
最後まで楽しく拝見しました。
※-補足-の項目で、西田作品の見どころについて手前勝手ながら書かせていただいてます。
ご興味ある方は下スクロールか目次で、よろしくお願いします。
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-舞台感想-
発売元をオト〇イトからフ○ムに変えてしまうほどの力を持つ、西田大輔氏が演出・脚本・作詞を手掛けた、ミュージカル『薄桜鬼 真改 斎藤一 篇』。
(後で怒られても知らないよ、私…)
まさかの、10周年という節目の年。
新選組発祥の地・京都。
5月5日の大千穐楽。
副長・土方歳三の誕生日。
ありがたいことに、とんでもなくおめでたい事が重なる時に、マチソワでこっそりお邪魔しました。
本当、とんでもない時にお邪魔しちゃった…。
(最初いたたまれなくて、別の意味でドキドキだったし、若干帰りたかった…)
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本編感想ですが、まず最初に。
千鶴ちゃん(演:牧浦乙葵さん)、めっちゃ可愛かった。(真顔)
いや、そんなこと言い出したら歴代の千鶴ちゃんの可愛さを話さないと(強制終了)
初々しさがありましたね。
ただ、(インタビューとかで『経験浅いです』って仰る方、全員に言える事なんですけど)西田さん演出についていけてるの、本当凄いなぁ…って思いながら拝見していました。アドリブもね、本当、躊躇なく。
千穐楽最後のね…涙も美しかったよね…。とてもいいものを見せていただきました。
話を続けます。先に気になった事だけ。
なんだろ…ストーリーに関しては前回と比べると話が大人しくなっている(分かりやすくなっている)と言いますか、話のボリュームがスマートになってるのかなと感じました。
(前回に比べて、場面の転換がそんなになかったから?出演人数の関係?)
京都劇場の舞台の横幅と階段状になってるセットの(奥行も含めた)関係なのか、観客側に寄り過ぎてるなという印象で、『窮屈そう(動きにくそう)』だなとは思いました。階段を2、3段平気で飛び降りたりとかされてるんで、縦移動でぴょんぴょんしてる印象で、若干ハラハラはしましたね。
あ、ザキヤマ君(演:椎名鯛造さん)は、ぴょんぴょんバク転しててOKです。
あと山南さん(演:輝馬さん)、今回大人しかったなぁ…って思いました。
割と前回が、もがき苦しみながら歌う印象強かったからですかね。
(あの感じ好きだったんですよね~また聴ける機会ありますかね)
印象に残ったりしたシーン。
まず、OPですよね。
西田演出のOPは綺麗だし楽しい。
歌がね~いいんですよね~。
それと、前回もそうだったんですけど、局長が退場するシーンですよね。
なんかね、大将・副将クラスの人達の背中預けてるあの信頼感みたいなのがもともと好きなんですよ。
近藤さんを背に土方さんがスポットライト泣きながら浴びてるのはね、死にゆく者(近藤さん)が色々(土方さんに)託してる感があって…また土方さんの男泣きがね。いいんですよ。また今回も拝めてよかったです。
ザキヤマ君もですね、いい散り様でしたね…。
なんだろう…あのポジションのキャラが退場するのなんか…個人的にしんどいんですよね…地味に裏から支えるキャラとか。
ただですね…ザキヤマ君見てると………桜あんぱん食べたくなってくるんですよね…ずーっと口の中、桜あんぱんなんですよ…それだけ困ったなって…。
以上です。
あと、はじめちゃん(斎藤一・演:橋本祥平さん)がですね、千鶴ちゃんに血を分けてもらうシーンですね。幻想的だなって。
西田演出光ってるなって。
なんだろう…今回、恋愛面の方全体的にちょっとグイグイしてませんでした?(前は和気あいあいな感じだった気が…)
……何があったと言うのだろうか…\ワタシキニナリマス!!!/
殺陣に関してはいつも通りバチバチにキャスト陣されてたんで楽しんだんですけれども、やっぱり…はじめちゃんと大御所・ちー様(風間千景・演:鈴木勝吾さん)の一騎打ちですかね。
大御所、最初の入り(歌)から存在感凄いですからね。
西田さんオリジナルの舞台並みの激しい剣戟でした。
特に大千穐楽最後の対決。
2階席からの観覧だったんですけど、マチネを1階席で見た時の迫力そのまま、いや、それ以上。息もつかせぬ死闘でした。
観ていて、いい意味でしんどい。
殺陣だけでしんどいオブしんどい。
アツかったです。
今後薄桜鬼シリーズ、今回の激闘超えられそうです?
それぐらい、とてもいいものを拝見させていただきました。
ただね…一点だけ、気になるほどでもないんですけど、困った事があって。
あの…とてもありがたい事ではあるんですよ。
ただ本当、各方面、ごめんなさいね…。
『ワッショイ☆漢祭り』が始まった時は、正直どうしようかなって…。
普段から見慣れないもの見てしまったので、つい防衛本能が出ちゃって…。
目のやり場に困って……内心威嚇してました。\ウルルル…/
(ちょっと演出家の方に説明を…)
\二次元の半裸は違いますぅ!!!(過激派)/
(チラリズム…チラリズムにこそ趣きがあっていいのだよ…諸君…)
不知火匡役の末野卓磨さんぐらいの背中パッカーンぐらいで合格点叩き出せてるんで!それ以上は過激です!!狙わなくていいんですって!!!
ただ、次の舞台でも漢祭りあったら…。
OK!!客席の総意!!という事で。
…本当、お疲れ様でした。
そうそう、忘れないうちに。
とても印象深いセリフだけ。
『戈を止めるのが武士』
…グッときますね。
こういうのが、スキなんです。
本当、普段アウェイな人間の感想で大変恐縮ではあるのですが、節目の年に、新選組発祥の地で、大千穐楽ご一緒できたこと嬉しく思います。
無事に来ていただけただけで嬉しいです。
おそばせながら、スタッフの皆様、キャストの皆様、本当大きなお怪我無く完走、お疲れ様でした。
※局長!(演:井俣太良さん)
局長は本当、お疲れ様です!!お大事に…!!
また劇場で、お会いできることを願っております。
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ここまでお付き合いありがとうございます。
ここから下は、関連観光地だったり、他の舞台作品が絡む余談話などになってますんで、お暇がある時に見て頂けたら嬉しいです。
できたら、-他作品舞台-の項目に目を通していただけたら嬉しいかなと思います。
自分の情報リサーチ不足のせいもあって、幾分、限定的な作品紹介にはなってしまうのですが、まず間違いなく推せる人達の作品となっています。
面白い事や楽しい事を『生身で演じる』という形で確実に魅せてくれる方達です。
それと、限定的にはなりますがミュージカル『薄桜鬼』シリーズ、過去作品が期間限定・配信サイト(dアニメ等)で配信中です。
少しでも『舞台』の世界に興味持っていただけたら、私以上に喜ぶ人たちがいると思うので、よろしくお願いします。
ではまた別の記事でお会いしましょう。
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-補足-
演出家・西田大輔氏の舞台に関して。
西田さん(船長)の演出は、原作有でも、自身のオリジナル作品(DisGOONie)でも以下の演出が特徴的です。(一部アクション無の作品も手掛けてます)
☆ヤンチャっぷり全開の殺陣。(俳優陣の殺気立ちすぎて血の気がスゴい)
★結構大掛かりな舞台装置。
☆照明の演出。
★本番のアドリブが毎回(場所によっても)違う。一番熱が入っている。
☆シリアスとギャグの温度差がスゴイ。
★戦闘力が高い女子が多い。
☆場面の転換が激しい。(最近は落ち着いた?)
★難解そうに見えるストーリーも慣れれば2回目で把握できる。
☆公演時間が普通に3時間強(4時間近く)ある。
(ここテストにでるよ〜チェックしてね〜)
大千穐楽は6時間越えするとかなんとか…5時間は超えた事あるかな!?
『GHOST WRITER』の大千穐楽それぐらいだった気が…。
体感時間を手っ取り早く知りたい方はインド映画がおススメです。
とりわけ殺陣に関しては、本格的といいますか。
板の上で本気で殴り合ってます。
『暴れん坊将軍』とか…東映の時代劇好きな人ならあの『殺陣』感と言えば分かるかなぁ…。
アニメ方面だと、具体的な作品名だと『銀魂 新訳紅桜編』の最後の乱闘シーンとか『SAO』とか…。会社的に『ボンズ』というより『IG』系の重たさのある作画感…かな?(ボンズはスピード感重視な感じがする…)
殺陣のある舞台って他にもあるんですけれども、慣れている人とそうでない人の経験差が目に見える時があるんですよ。アクション後の構えとかが(慣れてない人だと)ブレるといいますか「ふにゃふにゃ」してるんですよ。
それが、西田さんが関わる作品だと2階席から見てもどこから見ても全員きっちり決まってて、かっこいいんですよ…!!
東京と大阪の公演が多いので、気になる方は覗いてみてください。
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-余談…といいますか-
※私の見間違いなら、後でこの部分は編集しますね。
5日にマチネのカーテンコールがあったんですよね。
で、お当番が(誕生日も兼ねて)副長だったんですよ。
![](https://assets.st-note.com/img/1652495036191-uMJNg2ZLBa.jpg?width=1200)
こう…土方役を担当されている久保田秀敏さんが、「土方さんの亡くなった年齢と自分の年齢が今一緒だ」とか、そういう旨の感慨深いお話をされてたんですよね。そんな中。
…衣装の腰の剣帯ベルトをカチャカチャさせてらっしゃる方いませんでした?
※…もしかしたらベルトの位置にこだわりがあったのかもしれないんですけれどね。
いや~…副長が話してる時にベルトカチャカチャ…隊士なら士道不覚悟で切腹モノだと思うんですけれどね~。
第51条「副長以上が話す時は剣帯ベルトをカチャカチャさせることなかれ」、局中法度にもある。
「マガジン以外の漫画局内で読む事なかれ」ぐらい有名な規則だと思うんですけどね。(※ないです)ねぇ〜トッシー!!どう思う??
ただね、一つ思い当たることがあって…。
すいませ~ん!!当記事をご覧の方の中に、ミュージカル『憂国のモリアーティ』の関係者の方いらっやいませんか~!?
今後、実弟君の派遣の検討お願いしま~す!!
義兄ばっか喋ってて、僕も喋りたいのに喋れなくてつまんないって言ってる人がいま~す!!
実弟君を入れたら、多分落ち着くと思いま~す!!
![](https://assets.st-note.com/img/1652512260924-vowAGgXogH.jpg?width=1200)
…大変失礼いたしました。(後で怒られる…)
ただ、ちー様、5日のマチネのカテコで、なーんか静かに威嚇されてたんで(そう見えただけかもしれないんですけれどね)始終「…大丈夫?(モリミュの)ウィリアムの人、荒ぶってるけど大丈夫??もしかしてルイス君が足りない??ルイス君呼んだほうがいい???」という感じで見てるこちらの心が落ち着かない状態でした。
※ミュージカル『憂国のモリアーティ』:今回、薄桜鬼で土方歳三役の久保田秀敏さんと風間千景役の鈴木勝吾さんが出演されている『シャーロック・ホームズ』の宿敵、ジェームズ・モリアーティ教授が主役の舞台です。
(コミックス原作です)
ミュージカルのシリーズは1~3まであって、3からは山南敬助役の輝馬さんも登場されます。なお舞台版は西田大輔氏が演出を手掛けてます。
アニメ版は話すと止まらなくなるので割愛。(野村監督の話だけでまた2、3個別作品の話も紹介しなきゃならなくなるの!!スパイの女達落ち着いて!!)
舞台は、上でも取り上げた西田演出がバチバチに光る作品になってますし、ミュージカルはピアノとバイオリンの生演奏があったりで、オペラっぽい印象受けましたね。別の舞台の話題にはなってしまったんですけど、ミュージカル・舞台共に素敵な作品となっております…✨
配信サイトで(レンタル含)配信されてたり、突発的にCS放送されてることもあるので、ご興味ある方は覗いてみてください。
あと3ジャンル共、弟属性が光っている、ルイス・ジェームズ・モリアーティ君がとても可愛いです。(`・ω・´)キリッ
※どちらかというとルイス君の方がブラk…お兄ちゃん大好きっ子。
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-新選組ゆかりの観光地紹介-
いつの間にか撮影してた割とマニアック(?)めな観光地紹介。
歴史好きの私「…なんか、『新選組=壬生屯所旧跡』みたいな…そういうノリ?ってどうかなって……こう、みんなが行くから私も行くとか…ちょっとそういうの、ついていけないんっスよね…。」
※安心してください。書いてる本人がものすごーーーーく捻くれてるだけです。なんかね、計画立ててもルートを上手に回れないんですよね。
とにかく、(人混みが苦手なんで)マニアックな方へ~マニアックな方へ~行こうとしちゃうんですよね。壬生屯所旧跡、いつか行きたい。(遠い目)
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-他舞台作品紹介-
公演をとても楽しみにしている作品です。
◎演出・脚本・作詞 担当:西田大輔氏の次回作品:東京・大阪公演。
◎風間千景役・鈴木勝吾さん次回出演作品:東京公演のみ。
ここまでお疲れ様でございました。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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