読書が苦手だった、ぼくを変えてくれた動画
ぼくは本を読むことが昔から苦手でした。
読むスピードも遅いし、内容を理解するのも人より時間がかかるほうでした。
でもそんなぼくが、この動画をみてから本の内容がサッと頭に入ってくるようになり、読むスピードも格段に速くなったのをとても実感しています。
この体験を本を読むことが苦手な人に少しでも共有していただけると嬉しい。ということで、この記事ではその動画の紹介と個人的に大事だと思うところを少しご紹介させていただきます。
おすすめしたい動画
中田敦彦のYoutube大学【読書術①】たくさんの本を速く読めるテクニック
中田敦彦のYoutube大学【読書術②】たくさんの本を速く読めるテクニック
参考文献:「大人のための読書の全技術」
齋藤孝 著
オリラジ中田さんといえば芸能界から軸足を抜いてから、持ち前のトーク力とプレゼン力を武器に歴史やお金の授業、文学やアニメと様々な分野で書籍を参考文献としてユーモア溢れるトークでエクストリーム授業を繰り広げています。今や教育系のトップユーチューバーといっても過言ではないでしょう。
今回ぼくがおすすめした動画でもそのポテンシャルがいかんなく発揮されているため、まだ観たことがない人はぜひ一度観てみていただきたい。
買ってはい、スタート!で読み始めない。本をさばく時間をつくる。
まず「最初の20分は本をさばく」ことが初めの一歩だといっている。本をさばくとは読むための準備・したごしらえをすることであるといえます。
したごしらえとは、まず初めに「タイトル、帯、はじめに、おわりに」を読むこと。
なぜなら著者はここにいちばん力をいれて書いているからです。
中田さんは「はじめに」と「おわりに」は音楽ライブでいうところの、最初の曲と最後の曲だといっていました。これは音楽ライブに行く人であれば共感できる人は多いのではないか。
アーティストさんが最初と最後に気合いを入れているのは、その会場に居合わせた多くの人に伝わるでしょう。
ぼくも音楽ライブにはよく行きますが、この心を鷲づかみにされる感覚と似たものが「はじめに」と「おわりに」を読み終えたあたりで感じることができれば、もうこの本との勝負はついたと思っていただいて大丈夫です。
しかし、そのうえでまだ本の内容は読み始めないでください!
最後に「目次」を熟読してください。
本を買って読み始めたはいいものの1,2章くらいを読んで本の内容がイマイチつかめず、読むことを諦めてしまう。そんな経験がぼくにもありました。
そしてこう思うのです。「どこが重要なのか事前にざっくりとした地図」でも用意してくれればいいのにと。。
「ん?ちょっとまって...」
そう、その地図とは「目次」のことを指しています。
すでに本の内容を分かりやすく、導いてくれる地図があったのです。
ここで言いたいのは、地図もろくに見ないで目的地までたどり着けるわけがないという話です。
本は汚していい。読破<吸収。
読書には「快楽のための読書」と「学習のための読書」の2種類があるという。
「快楽のための読書」とはこの作家さんの小説を読むとハラハラする。気分が良くなる。感動する。といったように感情に視点を置いている本であることがわかる。
しかし、ここではあくまで「学習のための読書」にフォーカスしている。
その名のとおり学ぶための読書だ。けっして最初から最後まできちんと読むことや本を汚さずきれいに読むことを目的にしているわけではない。
大事なのは本を読破することではなく、いかに自分の役に立つであろう知識を吸収するかどうかである。
ここで紹介している本では3色のラインマーカーを使って、マーカー線を引くことをおすすめしている。ちなみにぼく個人的には無印良品のポリプロピレンノック式蛍光ペンが使いやすくておすすめです。
〈赤〉超重要 〈青〉重要 〈緑〉面白い と3色に色分けしておくと大事な要点を押さえることができ、あとで見返したときにもわかりやすくなる。また、そのとき感じたことをそこに書き込むことでさらに理解を深めることができるでしょう。
マインドマップにするのもおすすめ
これは紹介した動画とは関係なく、ぼくが個人的におすすめする本の振り返り術です。
ラインマーカーを引いて、そのとき感じたことを書きこむ。では実際に、振り返ろうとなったときに、いちいち本を開いて探すのはいかがなものだろう。すぐに確認できないからモヤモヤするし、面倒くさくなってしまう気がする。
そこで思いついたのがマインドマップだ。
マインドマップとは、トニー・ブザンが提唱する、思考の表現方法である。頭の中で考えていることを脳内に近い形に描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすくするもの。
(出典:Wikipedia)
マインドマップを使うメリットは2つある。
①本の要約と自分の思考を整理しながら、アウトプットすることができる
②本を振り返りたいとき、ひと目で内容を把握することができる
ぼくはGoogleのマインドマップを使っているが、他にも調べてみるといろいろと出てくるので、自分にあったマインドマップをみつけるといいでしょう。
動画は学ぶための入り口になる
ぼくはかねてから中田敦彦のYouTube大学をたびたび拝見しておりました。
昨今、いろいろな情報が手軽にアクセスできるようになったことで、学びのハードルが低くなったように感じる。
しかし、人に与えられた時間は限られています。その与えられた時間を生きる我々にとって、まっさらな知識ゼロの状態からビジネス書であれば約120,000字にもおよぶ文字に目を通すということは決して楽な作業ではありません。
動画による情報量は文字のそれとは比べものになりません。
聞くところによると、1分間の動画の情報量はウェブサイトの3,600ページ分に相当するともいわれるそうです。
ぼくのように読書が苦手な人であっても、動画というフィルターを通してからであれば苦手の壁は乗り越えられると思います。
そしてこの動画で語られている読書術をぜひ実践してみてください。
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